Du peloton européen(Vol.15)
「EFエデュケーション・NIPPO ディベロップメントチーム」に所属する門田祐輔選手の日々をお届けする「Du peloton européen」(ヨーロッパのプロトンから)。
2022年最後となる第15回目のテーマは、オフシーズンのトレーニングについて。門田選手はすでに、来年に向けての乗り込みをスタートさせているようです。
皆さんお久しぶりです。今回は12月のトレーニングについて書こうかなと思います。
今はオフシーズンで冬の乗り込みの時期。シーズンの始まりがいつかにもよりますが、この冬の乗り込みで、春先の調子が決まると言っても過言ではないほど。今やっているのはエンデュランスがメインで、12月は距離、時間ともに大幅にアップします。
僕にはフランス人のコーチがついていますが、12月は週におよそ20~25時間ぐらい乗り込んでいます。練習メニューは、エンデュランスをメインにSFR(上りで重いギアを回すトルクトレーニング)や、メディオ(パワーをもとにしたトレーニング方法の1つ)を行っています。
エンデュランスはなるべく止まらず、長い時間走り続けることが大事ですが、東京近辺にいるとノンストップは不可能です。なので、練習をする際はなるべく止まらないコース作成を心がけています。
また寒くなってくる時期ですので、凍結、落車そして体調管理には充分気をつけながら練習しています。寒さで風邪をひかないように、練習では長袖ウエア+ベストや防寒具を必ず持つようにしています。標高が高いエリアに行くと天気が変わりやすいので、何か1つ防寒着を持つようにしています。
冬の日本のトレーニングでは、コンビニに止まった際に肉まんとあんまんを食べることが多いです(笑)。これは日本ならではですし、海外に行った際は食べられなくなるので。
あと自分の性格的に、エンデュランスの日はなるべく誰かと走りたい派です。1人で走るのも良いですが、人のペースで走ったり、話しながら走る方が個人的には好きです。
そのうち練習相手についても書けたらなと思います。
2022年7月にスタートしたこの連載も気が付けば今回で15回目。今年の更新はこれで最後になりますが、お正月までの乗り込みがんばります。皆さんもよいお年を…!
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