Du peloton européen(Vol.03)
「EFエデュケーション・NIPPO ディベロップメントチーム」に所属する門田祐輔選手の日々をお伝えする「Du peloton européen」(ヨーロッパのプロトンから)。
第3回は、練習についてのアレコレ。普段から大切にしているのは○○○をすること、そして、一見クールに見える門田選手ですが、実は○○○屋だったとは…!

今回は自分が練習で意識していることを書きたいと思います。
まず自分にとって練習は強くなる一環でもありますし、回復の一環でもあります。自分の弱い部分をいかに強くできるか、そして自分の中の強い部分をいかに強化できるかも重要です。
自分は上りの選手なので、練習コースを作る上で上りの距離や獲得標高、または次のレースに似たコースプロフィール等を作成し、レースで1番力が発揮できるようになるべくレースに近い状況で練習をすることを意識しています。
食事の時間はもちろん、補給食、ボトルの中身に至るまで、練習もレースと変わらぬようにできるだけ同じタイミング、同じものを摂取します。何かメニューをこなす際もレースをイメージして「自分がどのような位置で」「どのような動きをして」「なぜこのメニューをしているのか」ということも考えています。
また、自転車ロードレースは人のペースで走る競技。ずっと1人で練習しているとそのペースにだんだん合わせづらく感じるときがあるので、バイクペーサーやローテーションといったレースに近い速度域で走るようにしています。
ちなみに基本的には1人で走りますが、自分は寂しがり屋なので誰かと練習したい派です(笑)。きついインターバルメニューやスプリント系のメニューは、他の選手などと行った方がより質の高い練習ができるというメリットもあります。
「練習もなるべくレースに近い環境で」。それが僕が普段から意識していることです。
ではまた次回。
(門田)



