「EFエデュケーション・NIPPO ディベロップメントチーム」に所属する門田祐輔選手の日々をお届けする「Du peloton européen」(ヨーロッパのプロトンから)。

3年ぶりに開催された「ジャパンカップサイクルロードレース」に、ワールドツアーチーム「EFエデュケーション・イージーポスト」のトレーニーとして急遽参戦することになった門田選手。第11回目は、メンバーに選ばれたときのことや、ピッコロ選手とのほのぼのとしたやりとりなどレース周辺の話をお届けします。

皆さん少し時間が空きましたが、今回は10月15日(土)~16(日)に開催された「ジャパンカップサイクルロードレース」のレポートをお届けします。今シーズン最後のレース、そして初めてのワールドツアーチームとしてのレースです。

僕が「EFエデュケーション・イージーポスト」のトレーニーとしてジャパンカップに出場することが決まったのは、大会の約1週間前。メンバーになることを伝えられたときはとても興奮して、その日の夜はなかなか寝られませんでした。

翌日にはトレーニングに集中するため、早速会場となる宇都宮に入りました。チームと合流したのは10月13日(金)の夜。ホテルでみんなと最初の夜ご飯を食べました。久しぶりの英語、少しずつ日本語脳から英語脳に変えていかないとと感じながら…。

チームメイトになるアンドレア・ピッコロには、個人的に聞きたいことがありました。

それは「ドラゴンボールのピッコロを知っているかどうか」です。

残念ながら本人は知らなかったんですが、ニールソン・ポーレスが知っていてびっくり。ピッコロ は「なんで緑色なんだ?」っていうことをひたすら聞いてきました(笑)。

次の日は軽く練習へ。
みんな時差ぼけの中、そして異なる食事文化で「なんだこれは」と言いあいながら朝ご飯を食べました。
宇都宮森林公園のコースの試走も兼ねて2時間ほど、その後ラファのポップアップストアへ少し顔を出してこの日の練習は終了。

午後はピッコロがiPhoneを買いたいらしく一緒に近くの電気屋さんへ行ったんですが、欲しい在庫が無くて断念。その後スタバでコーヒー飲むことになり、2人で抹茶ラテをオーダー。ピッコロがうれしそうな顔で飲んでいるのを見て、抹茶ラテが大好きなことが判明しました。

本人から「これ買えないのか?」と聞かれたので近くのスーパーへ行ったら、抹茶ラテを作れるやつを発見。ピッコロは棚にあったやつ全部買ってました(笑)。

その日の夜はチームプレゼンテーション。
以前写真で見たことがありましたが、やはり凄い人の数。人の多さとプレゼンテーションのスケールの大きさに圧倒されました。

写真左からチームメイトのニールソン・ポーレス選手、岡 篤史選手、中根英登選手、僕、ジェームズ・ショー選手、アンドレア・ピッコロ選手。
あふれ出るほどの人の数に驚くとともに感激しました。

土曜日はクリテリウム当日。
クリテリウムは午後からなので、みんなで軽く練習へ。1時間半ほど脚を回しました。そこでもいろんな選手に練習方法とかオフの取り方とかを聞きました。
ワールドツアーチームの選手になると一人一人自分の考えがはっきりしているなという印象。

ホテルに戻って少し休んだあとはクリテリウムへ。パレードは昨日のプレゼンテーション同様本当に凄い人で、沢山の応援を頂きました。レースの詳細は別途レースレポートでお伝えします。

パレード中のヒトコマ。このときはまだリラックスしています。

日曜日は本番のロードレース。
朝はバスで会場へ行ったんですが、既に沢山の人。プレゼンテーションもそうでしたが、ヨーロッパのレースより多いんじゃないかっていうぐらいでした。

こちらのレースの詳細もレースレポートで書くので省きますが、終了後はサイン会をしてみんなとレースの振り返りをしながら自走でホテルまで帰りました。

チームメイトと最後の夜の食事は、ホテルでは無く外食することに。みんなお寿司やラーメンなど食べたいものがいろいろあったので2軒はしごすることに。まずはラーメン屋に行き、そのあと居酒屋へ。僕も久しぶりのラーメンで、みんな美味しそうに食べてました(笑)。最後はラファのパーティーに参加して、楽しい夜を過ごしました。

※後日公開のレースレポートに続きます。

(門田)

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