新型ターマックの2グレードを比較試乗 S-Worksの意味とExpertの価値 高価格化が進むロードバイク。100万円オーバーが当たり前のハイエンドモデル達の競演もエンターテインメントとしては面白いが、現実離れした話になってしまうのも事実。今回は現実を見ることにする。トップモデルのS-ワークスターマックSL7と比較しながら、ターマックSL7エキスパートに試乗した。新型ターマックのサードグレード、その実力やいかに。 2021.04.05 #SPECIALIZED#佐藤正巳#安井行生
(CANYON AEROAD CF SLX 8試乗記) 倹約的かつ合理的な直販メーカーの執念 直販という販売方法とドイツ人ならではの質実剛健な作りで、瞬く間に世界のトップブランドへと上り詰めたドイツの自転車ブランド、キャニオン。日本でいちはやくキャニオンを手に入れ、これまで通算5台も自腹で購入するほどキャニオンに魅せられた自転車ジャーナリストの吉本 司が、自身のキャニオンへの想いとともに、新型エアロードCF SLX 8について綴る。 2021.03.01 #CANYON#吉本司#小野口健太
(MAVIC COSMIC SLR45/SL45試乗記) 時代の終わりか、それともはじまりか 経営母体の交代。R-SYS、ジクラルスポーク、エグザリットリムの消滅を伴うラインナップ一新。ツール・ド・フランスニュートラルサービスからの撤退――。いちユーザーからすれば混迷を極めていると思えなくもないマヴィックだが、果たして注目の新作、コスミックSLR45とSL45の実力やいかに。同モデルを編集長の安井が試乗した。 2021.02.08 #MAVIC#安井行生#小野口健太
日本バイシクル・オブ・ザ・イヤー2021参戦記 2020年を代表する1台を決める! 「今年を代表する1台」を選出する業界最大のアワードイベント、日本バイシクル・オブ・ザ・イヤー2021。その選考会に編集長の安井が参加した。ヒルトン成田で行われたプレゼンテーションとフレンドリーパーク下総での試乗会の様子をレポートし、各バイクの点数配分とその理由を詳述する。なぜ安井はあのバイクに3点を入れ、あのバイクを0点としたのか。 2020.12.25 #BMC#BOTY#CANYON#CERVELO#FELT#GIANT#MERIDA#RIDLEY#SPECIALIZED#TREK#安井行生
ARに見るフェルトらしさ (FELT AR Advanced 試乗記) 2014年の先代デビューから6年もの間、フェルト・ARシリーズはリムブレーキ仕様のまま放置されていた。2020年2月、コロナウイルスの影響が広がる直前、遂に新型ARがお披露目される。黎明期からエアロロードシーンを牽引していたAR、最新作の出来はどうか。セカンドグレードのARアドバンスドに安井が乗った。フェルトが使うテキストリームカーボンについても考察する。 2020.11.16 #FELT#安井行生#長谷川徹
変わるべきもの、変わるべからざるもの (MERIDA REACTO TEAM-E試乗記) 前作のデビューからたったの3年。しかし、その3年の間にエアロロードを取り巻く環境は大きく変化した。ディスクブレーキに完全移行しただけではない。「空力よけりゃそれでいい」から「軽さ・扱いやすさ・ハンドリングも優れていて当然」へ。「高速域特化マシン」から「山岳以外をカバーする万能バイク」へ。そんな中、屈指のビッグメーカー、メリダはリアクトをどう仕立ててきたのか。 2020.11.09 #MERIDA#安井行生#高柳健
異端か、正統か (SPECIALIZED AETHOS 評論/番外編) 設計や性能だけでなく、コンセプトや立ち姿も含めて、もう一歩スペシャライズドのエートスというバイクの存在意義に踏み込みたい。エートス評論企画番外編では、編集長の安井とマーケティングやブランディング方面にも一家言あるアドバイザーの吉本の対談をお届けする。 2020.10.30 #SPECIALIZED#吉本司#安井行生#小野口健太
異端か、正統か (SPECIALIZED AETHOS 評論/後編) スペシャライズドは、2020年7月に新型ターマックを発表、同時に販売もスタートさせた。そのわずか3カ月後、ディスクロードにしてフレーム重量600gを下回る超軽量バイク、エートスがデビュー。この時代に空力は完全無視、ダウンチューブにロゴはなく、レースでも使われることはない。スペシャライズドは今、何を考えているのか。後編では、編集長の安井がエートスで200kmを走った印象を記す。 2020.10.28 #AETHOS#SPECIALIZED#安井行生#小野口健太
異端か、正統か (SPECIALIZED AETHOS 評論/前編) スペシャライズドは、2020年7月に新型ターマックを発表、同時に販売もスタートさせた。そのわずか3カ月後、ディスクロードにしてフレーム重量600gを下回る超軽量バイク、エートスがデビュー。この時代に空力は完全無視、ダウンチューブにロゴはなく、レースでも使われることはない。スペシャライズドは今、何を考えているのか。なにもかもが異例づくしのエートスを、編集長の安井が考察する。 2020.10.26 #AETHOS#SPECIALIZED#安井行生#小野口健太
自動設計とヒューマニズムの拮抗点 (BMC TEAMMACHINE SLR01試乗記) 空力を前提条件に加えたという電脳の申し子、4代目BMC・SLR01。ACEテクノロジーを初採用した2代目に試乗し、あまりのレベルの高さに感動し、思わず買ってしまった経験のある編集長・安井は、この4代目をどう見るか。BMCのテクノロジーと過去モデルを振り返りながら、最新のSLR01の立ち位置を探る。 2020.10.12 #BMC#安井宏充#安井行生