(MAVIC COSMIC SLR45/SL45試乗記) 時代の終わりか、それともはじまりか 経営母体の交代。R-SYS、ジクラルスポーク、エグザリットリムの消滅を伴うラインナップ一新。ツール・ド・フランスニュートラルサービスからの撤退――。いちユーザーからすれば混迷を極めていると思えなくもないマヴィックだが、果たして注目の新作、コスミックSLR45とSL45の実力やいかに。同モデルを編集長の安井が試乗した。 2021.02.08 #MAVIC#安井行生
日本バイシクル・オブ・ザ・イヤー2021参戦記 2020年を代表する1台を決める! 「今年を代表する1台」を選出する業界最大のアワードイベント、日本バイシクル・オブ・ザ・イヤー2021。その選考会に編集長の安井が参加した。ヒルトン成田で行われたプレゼンテーションとフレンドリーパーク下総での試乗会の様子をレポートし、各バイクの点数配分とその理由を詳述する。なぜ安井はあのバイクに3点を入れ、あのバイクを0点としたのか。 2020.12.25 #BMC#BOTY#CANYON#CERVELO#FELT#GIANT#MERIDA#RIDLEY#SPECIALIZED#TREK#安井行生
ARに見るフェルトらしさ (FELT AR Advanced 試乗記) 2014年の先代デビューから6年もの間、フェルト・ARシリーズはリムブレーキ仕様のまま放置されていた。2020年2月、コロナウイルスの影響が広がる直前、遂に新型ARがお披露目される。黎明期からエアロロードシーンを牽引していたAR、最新作の出来はどうか。セカンドグレードのARアドバンスドに安井が乗った。フェルトが使うテキストリームカーボンについても考察する。 2020.11.16 #FELT#安井行生#長谷川徹
変わるべきもの、変わるべからざるもの (MERIDA REACTO TEAM-E試乗記) 前作のデビューからたったの3年。しかし、その3年の間にエアロロードを取り巻く環境は大きく変化した。ディスクブレーキに完全移行しただけではない。「空力よけりゃそれでいい」から「軽さ・扱いやすさ・ハンドリングも優れていて当然」へ。「高速域特化マシン」から「山岳以外をカバーする万能バイク」へ。そんな中、屈指のビッグメーカー、メリダはリアクトをどう仕立ててきたのか。 2020.11.09 #MERIDA#安井行生#高柳健
異端か、正統か (SPECIALIZED AETHOS 評論/番外編) 設計や性能だけでなく、コンセプトや立ち姿も含めて、もう一歩スペシャライズドのエートスというバイクの存在意義に踏み込みたい。エートス評論企画番外編では、編集長の安井とマーケティングやブランディング方面にも一家言あるアドバイザーの吉本の対談をお届けする。 2020.10.30 #SPECIALIZED#吉本司#安井行生#小野口健太
異端か、正統か (SPECIALIZED AETHOS 評論/後編) スペシャライズドは、2020年7月に新型ターマックを発表、同時に販売もスタートさせた。そのわずか3カ月後、ディスクロードにしてフレーム重量600gを下回る超軽量バイク、エートスがデビュー。この時代に空力は完全無視、ダウンチューブにロゴはなく、レースでも使われることはない。スペシャライズドは今、何を考えているのか。後編では、編集長の安井がエートスで200kmを走った印象を記す。 2020.10.28 #AETHOS#SPECIALIZED#安井行生#小野口健太
異端か、正統か (SPECIALIZED AETHOS 評論/前編) スペシャライズドは、2020年7月に新型ターマックを発表、同時に販売もスタートさせた。そのわずか3カ月後、ディスクロードにしてフレーム重量600gを下回る超軽量バイク、エートスがデビュー。この時代に空力は完全無視、ダウンチューブにロゴはなく、レースでも使われることはない。スペシャライズドは今、何を考えているのか。なにもかもが異例づくしのエートスを、編集長の安井が考察する。 2020.10.26 #AETHOS#SPECIALIZED#安井行生#小野口健太
自動設計とヒューマニズムの拮抗点 (BMC TEAMMACHINE SLR01試乗記) 空力を前提条件に加えたという電脳の申し子、4代目BMC・SLR01。ACEテクノロジーを初採用した2代目に試乗し、あまりのレベルの高さに感動し、思わず買ってしまった経験のある編集長・安井は、この4代目をどう見るか。BMCのテクノロジーと過去モデルを振り返りながら、最新のSLR01の立ち位置を探る。 2020.10.12 #BMC#安井宏充#安井行生
ディスクロード用高性能ホイールの行方 (コリマ・MCC WS+ DX試乗記) ホイールメーカー各社がロードホイールのディスクブレーキ化に四苦八苦している。特に、スポークパターンに制限があるコンプレッション構造ホイールが難しい。しかし、コリマはトップモデルであるMCCシリーズをディスク化してみせた。それはどんな方法で、どんな作りで、どんな走りになっているのか。コリマ・MCC WS+ DX 47mmチューブラーを題材に、ディスク時代の超高性能一体型ホイールのあり方を考える。 2020.09.28 #CORIMA#安井宏充#安井行生
新型ターマックが背負う期待と重責。 300kmの果てに見えたものとは―(番外編) 安井が試乗したサイズ49のターマックSL7のほかに、実はもう一台、52のSL7もお借りしていた。コーチやアスリートなど多方面で活躍する小笠原崇裕氏に乗っていただき、感想をお聞きするためだ。その意図は、小柄で軽量な安井の評価に加え、体重もパワーもテクニックもある小笠原氏の感想を加えることで、SL7をより多角的に理解していただくことにある。新型ターマック評論の番外編として、小笠原&安井の対談をお送りする。 2020.09.02 #SPECIALIZED#安井行生#小笠原崇裕#小野口健太