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CANYON GRAIL試乗記・石山幸風氏インタビュー
激走ときどき暴走、所により独走

グラベルレースの盛り上がりとシンクロするように、各メーカーはコンペティティブグラベルロードをラインナップし始めている。キャニオンもその例に漏れず、昨秋ブランド初となるグラベルレース用バイク、2代目グレイルを発表した。2018年に登場した初代グレイルは、二階建て構造のホバーバーで世に衝撃を与えたが、2代目は一般的なハンドルに戻ってしまった。その理由とは? 新型グレイルの完成度とは? 今一番ホットなジャンルであるグラベル市場におけるキャニオンの立ち位置とは? セカンドグレードとなるグレイルCF SLX 8の試乗とキャニオン・ジャパン代表の石山幸風さんへのインタビューを通して、新型グレイルの正体に迫る。

2024.02.19

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Mt.富士ヒルクライム20周年 主催者インタビュー
サイクリストの裾野を広げる一助であれ

毎年6月、富士山を舞台に開催されている“富士ヒル”ことMt.富士ヒルクライム。ハイアマチュアからスポーツバイク初心者まで、毎年8,000人以上のサイクリストを集めるこの大規模イベントが、今年で20回目の節目を迎える。そこでLa routeでは、第1回から主催者として大会の企画・運営に携わっている株式会社アールビーズの金城栄一さんと、2015年から運営に参画した山本健一さんにインタビュー。富士スバルラインを使ったサイクルイベントがスタートした経緯から、過去にイベントを襲った想定外のアクシデント、フィニッシャーリングを授与する意味、そしてこの先の富士ヒルの在り方までじっくり語っていただいた。参加する側の視座からは見えてこない、日本を代表するヒルクライムイベントの裏側に迫る。

2024.02.12

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CAMPAGNOLO SUPER RECORD WIRELESS
悲しい変化と前進する意思

ワイヤレス変速が当たり前になりつつあるロードコンポの世界。日本のロードバイク市場でカンパニョーロの存在感が徐々に低下しているなか、新型となるスーパーレコード ワイヤレスが発表された。変速段数は12速のままだったが、商品名の通り完全無線変速となり、時流に追い付いた。しかし、歴代カンパニョーロの最大の美点であった親指レバーが姿を消すという大変更も行われていた。その親指レバーによる独特のシフトフィールに惚れ込んでいたジャーナリストの安井が、日直商会にて行われた新型スーパーレコードの技術説明会に参加。サービスセンター・マネージャー、伊澤一嘉さんへの一問一答と短時間の試乗を通して、新型スーパーレコードの存在意義を考えた。

2024.02.05


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CX日本ナショナルチーム監督 竹之内 悠インタビュー
いま、代表を率いることの意味

全日本選手権が終わり、目前に迫ったUCIシクロクロス世界選手権。今年は男子エリートの沢田 時を筆頭に各カテゴリから計7名の日本代表が選出された。彼らを率いるのは、昨年秋にナショナルチーム監督に就任した竹之内 悠。若くして本場ベルギーで活躍し、全日本選手権5連覇をはじめ、国内外のシクロクロスで輝かしい戦績を上げてきたのはご存じの通り。また2019年からは母校の立命館大学で自転車競技部の監督を務めており、ナショナルチームの監督としてまさに適任と言える。今回はそんな竹之内“監督”にインタビューし、世界選手権への展望はもちろん、選手と指導者という2つの立場から日本のシクロクロス界が抱える課題や可能性、希望について聞いた。

2024.01.29


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全日本選手権自転車競技大会シクロクロス観戦記
宇都宮からはじまる新しい秩序

1月13日、14日に行われた「全日本選手権自転車競技大会シクロクロス」。2016年以来の宇都宮での開催となった今大会は、圧倒的な強さを見せた織田 聖の2連覇で幕を閉じた。男子エリートのみならず、U23やジュニアの各カテゴリーで繰り広げられた熱戦を、自身もシクロクロッサーであり、国内外のシクロクロスレースの実況を務めるジャーナリストの小俣雄風太が現地で見届けた。意地とプライドをかけて日本一の称号を目指した選手たちの姿は、彼の目にどう映ったのか。

2024.01.22


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SLOG BIKE SHACK訪問記
北の異端児の自転車愛

北海道札幌市。街の中心地からほんの少し離れたところに、SLOG BIKE SHACKはあった。自転車屋とは思えない店構えに、髭面でタトゥーびっしりの店主がいるそのお店は、新車販売の割合は少なく、業務は修理とレストアがメイン。店主の名は、熊谷俊英さん。明らかに業界の異端児だ。しかし、よくありがちな自己主張と自己愛に満ちた痛々しい異端児ではなく、自転車の楽しみ方や、中古車の在り方や、ショップの姿勢などに、真正面からぶつかってきた人だった。彼の来歴と自転車観を聞きながら、自転車との付き合い方を考えた。

2024.01.15

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ターボルの土産話

2月2日から4日にかけて、チェコのターボルで開催されたUCIシクロクロス世界選手権。 こちらでお伝えした通り、高山は今年もフォトグラファーの田辺信彦さんと現地に赴き、大会を取材・観戦してきました。

2024.02.28

ターマックにお乗りのぬこー様ちゃん

「高山さん、この人知ってる?」そう言って栗山から送られてきたXのリンク。開くとロードバイクに乗ったかわいらしい女の子のイラストが。 描き手の名は「ぬこー様ちゃん」。女の子のキャラクターは、ぬこー様ちゃんさんご自身(公式Xによれば、漫画を打ち切られすぎて美少女になったそうです)。Xのフォロワー48万人にして、Kindleインディーズマンガの無料配信は600万ダウンロードを越えるという漫画家さんで、富士ヒルでブロンズリングを獲得しているロード乗りでもあります。

2024.02.21

Du peloton européen

昨日、門田祐輔選手がウェブサイトやSNSで2023年シーズンをもって現役を退く旨、発表しました。連載企画「Du peloton européen」はこれにて一旦終了となりますが、彼の新たなるチャレンジ、応援したいと思います。

2024.02.16

船旅っていいよね

実家のある岡山に帰省すると、必ずどこかにサイクリングに行くのが定番になっています。昨年夏はしまなみ海道に加え、岡山~鳥取間を走破。今年の正月の帰省は家族で小豆島に旅行にいくことになったので、往路のみ自転車で小豆島を走ることにしました。

2024.02.14

2024年、最初の展示会詣で

1月16日、17日の2日間にわたって行われた「サイクルパーツ合同展示会」に行ってきました。 高山が伺ったのは2日目。開場時間の9時ぴったりに都立産業貿易センター台東館に到着し、まずは今回のお目当てであるアイツを探しに行きます。 ホダカが代理店契約を結び話題となった中華系メーカー、ホイールトップの電動変速機「EDS」。すでに1日目の来場者の中には、実物の様子を写真や動画でSNSに上げている方もいましたが、やはり自らの目で見て、この手で動かしてみたい。入場と同時に早足でホイールトップのブースを目指してみると、嗚呼すでに人垣が。やはり自転車関係者が考えることはみな同じだ。

2024.02.07

全日本選手権にまつわるエトセトラ

昨年に引き続き、今年も「全日本選手権自転車競技大会 シクロクロス」に行ってきました。今年の担当は現地でのSNS(当日の模様はインスタグラムのストーリーにもアーカイブが残っているのでこちらもぜひ)と写真撮影。レースについてはすでに記事でお届けした通りですが、メインカットとなった織田 聖選手の後姿はゴール直後をとらえたもので今回撮影したなかでもお気に入りの一葉です。

2024.02.02

お知らせ

いつもLa routeをご覧いただきありがとうございます。先日、メインライターの安井がコアメンバーから離れる旨お知らせしましたが、読者の皆さまからのご指摘やご要望、そして本人とも話しあい、改めてここにコメントを掲載することになりました。安井はLa routeからは離れてしまいますが、自転車ジャーナリストとして「書く」という仕事は今後も続けていくとのことなので、引き続き応援のほどよろしくお願いいたします。

2024.02.02

コルサ プロ スピード、ついにリリース

もはやレースシーンで見ない日はないほど普及した、ヴィットリアのコルサ プロ。La routeでも発売後にエンジニアインタビューを行いましたが(製法が進化した話などは必見です!)、このときもちょろっと話にでていたコルサ プロ スピード、ついにデビューです。

2024.02.01

今年も行きます、CX世界選手権

熱狂の渦のど真ん中に飛び込んだあの日から1年。 今年もLa routeを代表して高山がUCIシクロクロス世界選手権の現地に赴きます。会場はチェコ南部の街、ターボル。昨年同様、シクロの世界選を撮り続けるフォトグラファー、田辺信彦さんと旅を共にします。

2024.01.31

制作体制変更のお知らせ

いつもLa routeをご覧いただき誠にありがとうございます。

2024.01.31

Festive500が教えてくれた

2023年末、Festive500をやってみることにしたのはすでに高山のDAYSでお伝えした通り。高山は体調不良もあって白旗をあげウォーキングのFestive50,000(?)に切り替えましたが、いっぽうの僕はというとなんとか時間を工面してクリアできました。

2024.01.24

タイヤが外れた自転車はどうなるのか?

昨日の深夜に長めの原稿を一本仕上げたので、今日はずっとやりたいと思っていたことに手を付けることにしました。タイヤが外れたホイールで走ってみる、です。

2024.01.17

サイクリングとウォーキング

少し遅くなりましたが、新年あけましておめでとうございます。 今年は例年に比べて年末年始の休暇を多めに取ることができ、編集部もこれを書いている1月9日より本格始動しました。 さてそんな年末年始における高山のライド事情ですが、昨年後半などは特に「自転車に乗る時間がない」と憤っていたにもかかわらず、実際はあまり乗れていません。

2024.01.10

ペダルにまつわるエトセトラ

新年あけましておめでとうございます。2023年の年末はなんとかFESTIVE500をクリアしましたが、基本的には寒くなると自転車に乗る頻度が下がり、自転車をいじる時間ばかりが増えていく栗山です。さて先日、ディヴァージュをバラバラにしたのはお伝えした通りですが、それをきっかけにDIY好きな僕のなかのいじりたい熱が再燃。

2024.01.05

2024年に向けて

2023年もいよいよ終わりを迎えようとしています。光陰矢の如しでもいいましょうか、本当にあっという間の2023年でした。今年公開した記事は、DAYSを除けば全部で81本。以前に比べて書き手が増え、それにともない記事の幅も広がり、試乗記、人物インタビュー、海外ネタ、体験レポート、テック系など、自分たちが納得したコンテンツだけを発信し続けることができました。また、イベントや取材先でも読者の皆さんから声をかけていただくことが増えましたし、試乗会や展示会にも呼んでいただけるようになりました。継続は力なり。まさにこの言葉を身をもって体感する1年だったといえます。

2023.12.31

年末ランチライド&Festive500

2023年の年の瀬、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。 私、高山にとっては、La routeに本格的に携わるようになって2年目の年が終わりました。今年を振り返ると、シクロクロス世界選手権を観戦しにオランダまで行けたが一番のトピックになるでしょうが、とはいえ日々、La routeひいては自転車に関する何か(取材、原稿書き、SNS更新、リサーチ、展示会やイベント訪問、レース観戦、ライド、メンテナンスetc)をやっていたので、過去イチ自転車にどっぷりの年だったかと思います。

2023.12.28

砂のあと

すでにこちらの記事でもお伝えした通り以前参戦加表明した「BEACH CROSS Crit 99」、無事完走しました。どんなイベントだったのかは記事をご覧になっていただければと思いますが、砂の上をガンガン走って転んだので、自分でできるところは一通り分解して清掃しておきたいなぁと。というわけで本日のDAYSはディヴァージュのプチ分解編をお届けします。ニセコグラベルのオータムライドも走りましたしね。

2023.12.27

ついに叶ったレインボーライド

11月23日に行われたGRAND CYCLE TOKYOの「レインボーライド・マルチスポーツ」に参加してきました。

2023.12.20

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留目夕陽選手インタビュー
自らの可能性を問う2年間

EFエデュケーション・NIPPOディベロップメントチームでの1年半の活動を経て、来季からEFエデュケーション・イージーポストへの昇格が決まった留目夕陽選手。ここ2年、ワールドチームで走る日本人は新城幸也選手のみという状況だっただけに、ロードレースファンが留目選手にかける期待はいやが上にも高まるばかりだ。La routeでは昇格発表直後のそんな留目選手にインタビューを敢行。彼の口から出てきたのは「グランツールに出たい」「ステージ優勝したい」といった威勢のいい発言ではなく、むしろ今をしっかりと見つめる冷静沈着な言葉の数々だった。果たして世界への切符を手にした、21歳のリアルとは――。

2023.12.11

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SPECIALIZED S-WORKS TARMAC SL8試乗記
モーガンヒルからの伝言

優秀な動力伝達性に加えて空力性能も身に付け、あの名車の誉れ高いヴェンジを廃版にしてしまうほどの万能バイクになったターマックSL7。それがまだ一級の性能を維持しているにもかかわらず、2023年、スペシャライズドはターマックをSL8へと代替わりさせた。レーシングバイクとして高い完成度を誇っていたSL7を、どう進化させたのか。群馬県の嬬恋で行われたプレスローンチに参加した安井が、Sワークスに乗り、プレゼンを聞き、現代ロード界の最重要モデルであるターマックについて考え、評価を下す。SL8に埋め込まれた開発陣からのメッセージとは?

2023.08.14

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小俣雄風太のTDF現地取材レポート
Le Tour Ensemble 2023

世界最大の自転車レース「ツール・ド・フランス」。2023年も選手、機材メーカー、メディア、観客、そしてオーガナイザーまでをも飲み込みながらプロトンは突き進み、そして数々の物語を生み出した。La routeでは昨年好評だった、ジャーナリスト小俣雄風太のツール現地取材日記「Le Tour Ensemble」を1か月に渡ってお届けする。中継には写らない現地の空気感を、世界最高峰のレース取材の裏側を、そして小俣雄風太が見て、聞いて、感じたツール・ド・フランスをぜひご覧いただきたい。

2023.08.02

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YONEX CARBONEX SLD 開発譚(前編)
数値化できない性能を求めて

2022年の末、日本のスポーツ用品メーカーであるヨネックスが、新型のカーボンフレーム「カーボネックスSLD」を発表した。コンセプトは次世代の軽量ディスクロード。540gというフレーム重量にも度肝を抜かれたが、走りも驚くべきものだった。箱根の登坂をXSサイズのカーボネックスSLDと共にした安井は、「完成の域に達したリムブレーキ車に近い性能と乗り味」と評した。なぜカーボネックスSLDはここまで軽くなり、こんな走りをするのか。ヨネックスの新潟工場に赴き、カーボネックスSLDが生まれた背景に迫る。前編では、技術開発第一部の古山少太さん、川上清高さん、綾野陽仁さんの3名に開発秘話を聞いた。

2023.06.12

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自転車のプリミティブに触れたパリ〜ブレスト〜パリの3日間
1,200kmの向こう側にあるもの

ツール・ド・フランスよりもさらに昔、1891年に長距離ロードレースとしてはじまった「パリ~ブレスト~パリ」は、いまや世界最高峰のブルベとして世界中のサイクリストを魅了しており、今年度は7,000人弱ものサイクリストがスタート地点のパリに集った。2019年大会ではサポートクルーの一員としてPBPに帯同したというジャーナリストの小俣雄風太が、2023年大会はクルマで移動しながら現地取材を敢行。ジャーナリストとして、そしていちサイクリストとして見たPBPの現地の様子を綴る。

2023.09.25

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ピーター・デンク氏インタビュー
鬼才が語る、フレーム設計の新事実

ディスクロードにしてフレーム重量600gを下回るという、にわかには信じがたい軽さを誇るエートス。そしてグラベルロードながら軽量ロードバイクフレーム並みの重量を実現したクラックス。それらを開発したのは、スコットのアディクトやキャノンデールのスーパーシックエボなど数々の名車を手掛けてきた、自転車界の鬼才と呼ばれるエンジニア、ピーター・デンク。La routeは、エートスが発表された1年以上も前から「デンクに話を聞きたい」と言い続け、ついに氏へのインタビューが実現した。エートスはなぜここまで軽くなったのか。なぜ従来のセオリーとは異なる形状になったのか。デンク氏から得られた回答のほぼ全てを、ここにお伝えする。

2022.02.21

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La route高山のCX世界選手権観戦記
熱狂の渦の、ど真ん中へ

マチュー・ファンデルプールとワウト・ファンアールトの一騎打ちとなった「2023 UCIシクロクロス世界選手権」。あの凄まじいデッドヒートの現場に、La routeスタッフ高山がいた。毎年世界選手権を撮影しているフォトグラファー、田辺信彦さんからの同行のお誘いを受け、パスポートもない、語学力もない、シクロクロスも1年半前まで知らなかったという“ないない”尽くしの不惑ライターが過ごしたオランダ、ベルギーでの1週間。ただひたすらに見た、聞いた、感じた、世界選手権期間中のリアルなレポートをお届けする。

2023.02.27

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メカニック小畑の言いたい放題(Vol.7)
高価格化と整備性と納期問題を考える

スポーツバイクの高価格化が叫ばれる昨今。一昔前は100万円を超えるモデルが珍しかったが、今や105完成車でもその価格に達する時代だ。さらに、「納期未定・売るものがない」問題、「ケーブル内蔵による整備性・ポジション自由度低下」問題が折り重なり、ロードバイク界は混乱の最中にある。なるしまフレンドのメカニック小畑 郁が、編集長の安井行生とともに自転車業界のあれこれを本音で語る連載「メカニック小畑の言いたい放題」のVol.7は、そんな現代ロードバイク問題の渦中にいる小畑さんに、現状と解決策を聞く。

2023.03.27

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ビルダー4名が語る、
金属フレームのこれから(前編)

年齢も性格もビジネスの形態も使う素材も考え方も違う。しかし日本のオーダーフレーム界を背負って立つという点では同じ。そんな4人のフレームビルダーが、各々のフレームを持ってLa routeの編集部に集まってくれた。金属フレームの可能性について、オーダーフレームの意味について、業界の未来について、モノづくりについて、忌憚なく語り合うために。その会話の全記録。

2020.04.24

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La route自転車研究所 其の四
自転車用タイヤのイロハ(前編)

自転車にまつわる様々な物事を深掘りする連載「La route自転車研究所」。第四回のテーマは「タイヤ」だ。加速、旋回、制動、自転車の全ての運動を司るタイヤ。チューブレス化とワイド化が急激に進み、激動の真っただ中にあるタイヤ。「なぜ自転車は曲がるのか」「グリップ“感”とは何か」「転がり抵抗とは」「ロードインフォメーションとは」―― そんな素朴な疑問に今、改めて真正面からぶつかってみる。取材先は、アジリストとグラベルキングで話題沸騰のパナレーサー。兵庫県丹波市にある本社に訪問し、技術部技術開発グループ久利隆治さん、佐藤優人さん、マーケティンググループ高橋 諭さん、三上勇輝さんの4名に4時間にわたってお話を伺った。

2022.06.13

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変わりゆくプロトン、変わらない別府史之

別府史之、38歳。職業、ロードレーサー。日本人初となるツール・ド・フランス完走者のひとりであり、高校卒業後から現在に至るまで、数えきれないほどの功績を日本ロードレース界にもたらしてきた人物だ。今回のインタビューは、フランスに拠を構えている別府が帰国するという話を聞きつけ急遽実施。インタビュアーは、別府史之を古くから知る小俣雄風太が務める。

2021.06.21

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La route自転車研究所 其の二
コンポメーカー各社の設計思想(前編)

自転車にまつわる様々な物事を深掘りする連載「La route自転車研究所」。第二回のテーマは「コンポメーカーの設計思想」。グロータックの木村将行さんと杉山健司さんに協力していただき、カンパニョーロ、シマノ、スラムという3社の機械式シフトレバーの設計を徹底分析。なぜカンパだけ多段シフトが可能なのか。シマノが目指す理想の変速機とは。スラムはなぜここまで軽くできたのか――。性能や使い心地、スペックの違いの理由を探る。

2021.03.22

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GIANT PROPEL ADVANCED PRO 0試乗記
巨人の挑戦とその結末

トレック・マドン、サーヴェロ・S5、スコット・フォイル、ビアンキのオルトレRC……主要メーカーがエアロロードを刷新した2022年、本命と目されているのがジャイアントの新型プロペルである。今作で3代目となる世界最大のスポーツバイクメーカーのエアロロードは、いかなる出来なのか。ポジションの関係でトップモデルのアドバンスドSLには試乗できなかったが、弟分であるアドバンスドプロに乗り、安井行生がジャイアントの開発姿勢を考えた。La route初のジャイアント試乗記ということで、大いに期待していたのだが……。

2022.12.05

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La routeに
新型アルテがやってきた
(前編)

R9200系デュラエースと同時に発表されたR8100系アルテグラ。デュラの衝撃に隠れてしまった感もあったが、セミワイヤレス化、12速化、ローターの音鳴り解消など、デュラエース同様の進化を遂げた。シマノから新型アルテグラ一式をお借りしたLa routeは、なるしまフレンドの小畑 郁メカニックに組付けをお願いし、小畑×安井の対談で整備性、使用感、性能、その存在意義まで、多角的に新型アルテグラを検分する。デュラ同様に大幅な値上げをしたアルテグラに、その価値はあるのか。

2022.01.10

touring

“激坂さん”の日本縦断ブルべ参戦記(Vol.2)
暴風雨とハイビスカスと友人の激励

日本最南端の佐多岬から、最北端の宗谷岬まで。総距離2,700km、獲得標高約23,000mを一気に走り切る日本縦断ブルべ。それに人生をかけて挑戦した一人の男がいた。とあるイベントでパールイズミの激坂ジャージを着ていたがために“激坂さん”と呼ばれることになった、一人息子と妻と自転車と山を愛するその男は、なぜこのウルトラブルべを走ろうと思ったのか。国内最速でも、ギネス挑戦でもない、普通の自転車乗りによる日本縦断ブルべ参戦記。数々のトラブルに見舞われながら、なんとか準備を終えた激坂さん。vol.2では、出走前日から兵庫までの記録を綴る。トラブルの神様はまだ激坂さんに憑いているようで……。

2022.08.02

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ANCHOR RP9開発憚
背景にある愛情と狂気

コロナの影響でなかなか実現しなかったアンカー・RP9開発者インタビューが、やっと叶った。日本のメーカーだから、近くて簡単に取材できるから、なんていう消極的な理由ではない。RP9を見て、乗って、考えた結果、これはなにがなんでも開発者に話を聞かねば、と強く思ったのだ。あの走りは意図されたものなのか。もしそうなら、どうやって実現したのか。ブリヂストンサイクル上尾工場内のカーボンラボにて、RP9の秘密に触れた。

2021.11.22

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北米3大自転車ブランド座談会(前編)
ニッポンのグラベルロードの未来

日本のサイクリングシーンで「グラベル」という言葉を耳にしない日はなくなった。しかし、バイクの種類も増え、各メディアでその楽しみ方が紹介されるようになってなお、掴みどころのない幅広さを感じるのも事実である。そこで今回は、グラベルカルチャー発祥の北米を代表する3大自転車ブランド、キャノンデール、スペシャライズド、トレックのマーケッターに集まって頂き、グラベルの世界的な動向や日本市場の今を語ってもらった。ファシリテーションは、La routeでもおなじみの小俣雄風太が務める。世にも珍しい同業他社による、あけすけなグラベルトークを前編・後編に分けてお届けする。

2022.05.30

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ANCHOR・RP9試乗記
そこに“なにか”はあるか

やっと出てきた。アンカー初のエアロロード、そしてアンカー初のハイエンドディスクロードでもあるRP9。さらに、デュラエース完成車約120万円、フレーム価格約50万円という高価格帯への参入。アンカーにとって初めて尽くしの意欲作でもある。ライバルメーカーに対する遅れを取り戻せるか。競合ひしめくハイエンド市場で存在感を示せるか。オリンピックの興奮冷めやらぬ2021年9月の東京で、安井がRP9に乗り、真面目に考えた。

2021.09.27

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のむラボ訪問記
通過点、あるいは最終目的地

機材好き界隈ではこれほど有名なのに、メディアでの露出が一切ないショップがある。手組みホイールで有名な大阪の「のむラボ」だ。ブログでの毒舌が独り歩きしている感もあるが、店主の野村泰文さんとはどういう人なのか。そして、彼が作るホイールはぶっちゃけどうなのか。安井がのむラボを訪ね、話を聞き、のむラボホイールをオーダーし、乗ってみた。(おそらく)自転車メディア初の、のむラボ訪問記&のむラボホイール試乗記。

2021.11.01

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異端か、正統か
(SPECIALIZED AETHOS 評論/前編)

スペシャライズドは、2020年7月に新型ターマックを発表、同時に販売もスタートさせた。そのわずか3カ月後、ディスクロードにしてフレーム重量600gを下回る超軽量バイク、エートスがデビュー。この時代に空力は完全無視、ダウンチューブにロゴはなく、レースでも使われることはない。スペシャライズドは今、何を考えているのか。なにもかもが異例づくしのエートスを、編集長の安井が考察する。

2020.10.26

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不愛想・・・な自転車たち(Vol.01)

「スペック」や「速さ」が重視されるスポーツ自転車において、「ゆるさ」という何の数値化もできない性能で瞬く間に世を席巻した、1998年創業の自転車メーカー「SURLY」。2006年から幾度となく彼らの本拠地ミネソタに足を運んだ自転車ライター山本修二が、今までほとんど語られることのなかったSURLYのすべてをお伝えする。連載第一回目は、SURLYとの出会いと彼らがもつ魅力について。

2020.07.06

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アラヤ・マディフォックス物語(vol.01)
銀輪が生んだ和製マウンテンバイク

1982年にデビューした日本初の量産マウンテンバイク、アラヤ・マディフォックス。それはいかにして生まれ、どのように進化したのか。それはなぜ歴史的な一台となり、そしてなぜ(一度は)姿を消したのか。40年近くアラヤに在籍し、マディフォックスの誕生から現在までを知り尽くした男、内藤常美によるマディフォックス物語。日本のマウンテンバイク黎明期の知られざるストーリーを連載でお届けする。Vol.1は、初代マディフォックスの開発~発売までのエピソード。

2021.05.31

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自転車メディアは死んだのか(前編)

『サイクルスポーツ』と『バイシクルクラブ』という、日本を代表する自転車雑誌2誌の編集長経験がある岩田淳雄さん(現バイシクルクラブ編集長)と、La routeメンバー3人による座談会。雑誌とは、メディアの役割とは、ジャーナリズムとは――。違った立ち位置にいる4名が、それぞれの視点で自転車メディアについて語る。

2020.06.29

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夢の続きを

2021年1月23日。女子プロロードレーサー、萩原麻由子のSNS上で突如として発表された引退の二文字。ジャパンカップで9連覇中の沖 美穂を阻んでの優勝、カタール・ドーハで開催されたアジア自転車競技選手権大会での日本人女子初優勝、ジロ・ローザでの日本人女子初のステージ優勝――。これまで数々の栄冠を手にしてきた萩原は、何を思い、引退を決意したのか。栄光と挫折。挑戦と苦悩。萩原麻由子の素顔に迫る。

2021.02.22

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冷静と情熱の間に――。
高岡亮寛の自転車人生(前編)

U23世界選手権出場者、外資系金融機関のエリートサラリーマン、「Roppongi Express」のリーダーでありツール・ド・おきなわの覇者、そしてついには東京の目黒通り沿いに「RX BIKE」のオーナーに――。傍から見れば謎に包まれた人生を送る高岡亮寛さんは、一体何を目指し、どこへ向かっていくのだろうか。青年時代から親交のあるLa routeアドバイザーの吉本 司が、彼の自転車人生に迫る。

2020.05.30

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La route自転車研究所 其の一
最重要部品、ボルトを理解する(前編)

コンポーネントやハンドルやシートポストなどのパーツをフレームに固定しているのは、全て小さなボルトである。自転車はボルトによって組み立てられているのだ。しかしある日、はたと気付く。自転車に欠かせないボルトについて、僕らはなにも知らない。素材は? 強度は? 締め付けトルクは? 作り方は? チタンボルトに交換する意味は? 自転車用チタンボルトでも有名な興津螺旋でその全てを聞いてきた。自転車を自転車たらしめる縁の下の力持ち、ボルトに焦点を当てる。

2020.12.07

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追憶のサイクルウエア

快適性、軽さ、デザイン性――。ロードバイクの進化に呼応するように、サイクルウエアもまた時代とともに発展を遂げている。本企画では10代から自転車にのめり込み、自身もサイクルウエアに散財し続けたLa routeのアドバイザーである吉本 司が、自身の経験と照らし合わせながらそんな“サイクルウエアの進化”について振り返る。

2020.05.22

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重量半減という衝撃。
新世代チューブの真価を問う
(前編)

チューボリートとレボループ。熱可塑性ポリウレタンを素材とした、最近話題の超軽量インナーチューブである。“新世代チューブ”などと呼ばれているそれらは、クリンチャー復権を後押しする夢の新製品なのか、それともよくある時代のあだ花なのか。パナレーサーのRエア、ソーヨーのラテックスと比較しながら、新世代チューブの実力を見極める。前編では、技術者2人に話を聞きつつ、ポリウレタンチューブのメリットとデメリットを探る。

2020.07.13

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不愛想・・・な自転車たち(Vol.01)

「スペック」や「速さ」が重視されるスポーツ自転車において、「ゆるさ」という何の数値化もできない性能で瞬く間に世を席巻した、1998年創業の自転車メーカー「SURLY」。2006年から幾度となく彼らの本拠地ミネソタに足を運んだ自転車ライター山本修二が、今までほとんど語られることのなかったSURLYのすべてをお伝えする。連載第一回目は、SURLYとの出会いと彼らがもつ魅力について。

2020.07.06

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プレスフィットの光と影

プレスフィット系BBについて話をしていたら、いつの間にかテーマがフレームメーカーの設計思想に変わっていた。木村さんが「最近のプレスフィット仕様のフレームは全然ダメ」だという理由は?「自転車業界の闇は深い」と嘆くその理由とは?「BBでフレームの剛性感は変わるのか」の続編。

2020.04.24

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TREK MADONE SLR7試乗記
なぜトレックは異形の自転車を作ったか

ピナレロのドグマも、BMCの各車も、「ウチのバイクはシルエットだけでウチのだと分かる」と、フレーム形状の個性を言い募る。2023年、彼らを赤面させるほどの独自性を備えたニューモデルが出た。しかも、そんなことを一番しそうになかった真面目なメーカーから。新型マドンである。初代マドンの登場から20年。7代目となった新作は、どんな走りをし、どんな存在になっているのか。人生の節目節目でトレックのロードバイクから衝撃を受け、自転車観が変わるほどの影響を受けているという安井行生が、新型マドンに乗って考える。

2023.03.06