スペシャライズドのエートスは、La routeでもたびたび記事にしてきました(評論記事前編後編番外編、さらにはグレード違いの比較試乗まで)。もちろんここまでやるには、それだけ語るに値するモデルだと思ったからなんですが、テクニカルディレクターの藤田にいたっては、そのコンセプトと乗り味に共感してお買い上げしてしまったほどです(笑)。

そんなエートスですが、どうしてもやりたい企画がありました。エートスの設計に携わったピーター・デンクへのインタビューです。

ピーター・デンクはこれまで、スコットのADDICTやキャノンデールのSUPERSIX EVOといった数々の名作を手掛けた鬼才エンジニア。この日のDAYSにもある通り、1年以上も前からスペシャライズド・ジャパンにインタビューさせていただけないかとお願いしていたのですが、それがようやく実現したのです。

残念ながら「独占インタビュー…!」ではなく他メディアさんも合同でということになりましたが、La routeだけ個別に時間を確保していただきました。30分という短時間ではありましたが、いろいろと面白い話が聞けたので近日中に記事としてお届けします。

そうそう、インタビュー終了後、日本のサイクリストに向けたメッセージをお願いしました。

 

「みんなが私たちのバイクで楽しんでくれたらいいな。近い将来、フライブルグ(ドイツの都市)に遊びに来てね。もしきたら一緒に走ってうちのオフィスでコーヒーを飲もう!」(かなり意訳ですがそんな感じ)

ちなみに安井にとってピーター・デンクは、以前からずっと話を聞いてみたかった人物。ここだけの話、その願いが叶うとあって珍しくめちゃくちゃ緊張しておりました(笑)。

スペシャライズド・ジャパンの中尾孝志さん、益田大貴さん、板垣響さん、このような貴重な場を設けていただきありがとうございました。

(栗山)