渋峠へ
ちょっと前の話になりますが、行ってきました渋峠。
渋峠は群馬と長野の県境近くにある峠で、冬季の閉鎖期間を経て4月末の開通直後になると左右に雪を臨む「雪の回廊」が出現。それを一目見ようと、サイクリスト、バイカー、ドライバーでにぎわう関東屈指の人気スポットです。
で、その時期になると毎年、SNSのタイムラインに渋峠の写真がいくつも流れるわけで…
「こ、ことしこそ、い、いってみたい…!」
なんとか仕事をやりくりしていってまいりましたよ。前橋に前泊して当日朝に草津温泉の無料駐車場に移動、そこから頂上まで上るというラクチンコースですが、結論から言うとめちゃくちゃキモチよかったです。
これが…
こうなって…
こんな感じになり…
ついに雪の回廊に到着。
「カチャ」
「ザッザッザッ」
(;´Д`)ハァハァ
「カチャ」
「ザッザッザッ」
(;´Д`)ハァハァ
「カチャ」
「ザッザッザッ」
(;´Д`)ハァハァ
平日ということもあって渋滞は皆無で、クルマやモーターサイクルの数も少なめ。周囲に響き渡るのはディレーラーの作動音と、チェーンとリアスプロケ、タイヤと路面がこすれる音、そして自分の呼吸音のみ。
あぁ、これこれ。
ヒトとキカイとシゼンの境界線がなくなって、ひとつになっていくこの感じ。亀のようなワタクシですが、辛くなったら目の前に広がる絶景がココロとカラダをさらにアシストしてくれるのです。
開通してから時間が経っていることもあり、雪の回廊はかなり後退…かつ排気ガスで黒く汚れておりましたが、それもまた良し。
別の角度から。ちなみに僕が行ったのは5月20日(金)。開通直後に行かれた方は、この写真で雪がだいぶ溶けているのがわかるかと思います。
まだ上りは続きます。
「標高2,119m。空気は下界の75%」の看板。正直、空気の薄さはよくわかりませんでした(笑)。
SNSとかでよく見る「日本国道最高地点」でシクロワイアード撮り。この日、渋峠に乗っていったのはFELTのF4。フルカーボンの機械式アルテ11速で、ホイールはこのとき買ったキシリウムSLS。少しでもラクしようとアジリストライトと、マキシスのフライウェイトチューブをこっそりインストール(笑)。
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