先日行われたツアー・オブ・ジャパンで久しぶりに会った門田祐輔選手。

「いつまで日本にいるんですか?」
「熊野に出て全日本に出て……6月末まではいると思いますよ」
「じゃ軽くライド行きません?」
「もちろんです」
「あ、せっかくならLa routeの会員の方々にも声かけていかがですか?」
「いいですね」

ということで、La route久々のイベント、「La routeプチライド with 門田選手」の開催と相成りました。DAYSで募集をしたら十数件の応募をいただき、すぐ締め切りに。

雨の予報も出ていましたが、蓋を開ければ快晴の日曜日。総勢14名のメンバーが編集部に集合し、門田選手と対面。

「手脚長っ!」
「顔ちっちゃ!」

と全員がお決まりのリアクションをとった後、3グループに分かれ、かつては門田選手の練習コースだったという連光寺坂~いろは坂~尾根幹へ。

今回の主旨はあくまで「のんびりライド」でしたが、連光寺坂といろは坂のみフリータイムにしてみたところ……血値の高い方々と門田選手のランデブーがスタート。はじめは様子を見ていた門田選手ですが、最後はごぼう抜きにするという一幕も。

もちろん安井も血の味がするほど踏んでみましたが、一陣の風と共にやってきた門田選手にスパーンと抜かれ、あまりのスピード差に「なんじゃありゃ」という呆れ気味の感想しか出てきません。しかも、まるで平坦を20km/hで流しているときのようなフォームで。そのスーパーシックス、もしや電アシ入ってないっすか?

レースや峠で抜かれると今でもちょっとムカッとしますが、ここまでレベルが違う人に圧倒的なスピード差で抜かれると、かえって快感になるんですね。
「こんなにすごい門田選手が必死になって闘ってるヨーロッパプロって、いったいどんな世界なんでしょうね……」とつぶやいた一人の参加者の言葉が印象的でした。

欧州仕込みの走りを目の前で堪能した後、最後は全員でランチ。食べている間中、門田選手を質問攻めにしてもまだ飽き足らず、編集部に帰ってからもコーヒータイムで続き。濃度高めのライドが解散したのは15時を回っておりました。

参加してくださった会員の皆さん、門田選手、ありがとうございました!
ぜひまたやりましょう。

(安井)

連光寺坂で先行するEFエデュケーション・イージーポストの選手(?)を追撃する門田選手。
おや、この人はGCNの中の人では? ラファで変装してもバレてますよ(ちなみに会員になってくださっていて、普通に応募してくれました)。
映画「耳をすませば」の舞台として有名ないろは坂を、門田選手と上る。題して「プロに挑めば」。貴重な体験でした。
コンビニ休憩でも自転車談義が止まらない。
ゴールとなる編集部まであと1kmほどというところで、安井がパンク。タイヤのセンターに綺麗にぶっ刺さる釘。これは無理っす。どうしようもなかったっす。
まだ新しいタイヤなのに……と涙目の安井が参加者の写メの餌食に。
ランチ後、門田選手を囲んで編集部でコーヒーを飲みながら雑談し、ゆるゆると解散。濃い一日でした。