こちらにも書いた通り、「CYCLE MODE RIDE OSAKA 2021」に行ってきました。

実は直前まで知らなかったんですが(汗)、こちらはすべて屋外でなおかつ試乗が中心のイベントなんです。会場となった万博記念公園にはたくさんの方がいらしていたんですが……日差しを遮るものが何もないのでものすごい暑さでした…。ランチ時、芝生に置かれたテーブルを日よけにして食事される方もチラホラ…。

そんな灼熱な会場ではありましたが、ARAYAブースでは、マディフォックス物語を執筆してくださっている内藤常美さんとお会いできました。内藤さんとはARAYAの関西工場を訪れたとき以来ですから、かれこれ8年振りになります。日本の自転車業界が隆盛を極めていたころの話などを、お酒でも飲みながらじっくりお伺いしたかったところですが、こんなご時世ですからね。コロナ禍が落ち着いたらぜひ実現させたいと思います。

会場内にはピナレロブースにドグマFが展示されていたほか、グロータックのEQUALキャリパー装着車や様々なブランドの試乗車があり、トークライブあり、各種物販も行われているなど、暑いことを除けばとても楽しいイベントでした。

試乗コースもロードとMTBで分かれていて距離もそこそこあるようなので(僕は走ってませんけど)、お目当てのバイクがある人にとっては最高のイベントだったのではと思います。暑いことを除けば。

個人的に楽しめたのが物販です。サンプル品とか昨年モデルのウェアとかが入場料を払っても余裕で元が取れるほどのプライスで販売されており、ジャージにビブ、ライトにバーテープ、さらにはフロアポンプ(!)などをごっそり買ってしまったのはここだけの話です(笑)。

翌日はこちらの対談企画にも参加していただいた寒川勝一さんが主宰する「CORNER」の工房兼ショップへ。安井は過去にオーダーした際に何度か来たことがあるみたいですが、僕はこのときが初。

いやはや、工作機械やらなんやらがあると、勝手にテンションがあがってしまいますね。ちなみに寒川さんはすでに年内分の受注を締め切るほどオーダーを抱えていながらも、さらに色々と新しい試みをはじめているとのこと。楽しみです。

実は近くに「バイクロア」の立ち上げメンバーの一人である増田拓己さん(他メディアの記事を貼り付けておきます)が主宰する「バイシクルインビーンズ」があると寒川さんから聞き、彼を通じて急遽訪問。バイクロアといえば「みんなで楽しむ自転車の運動会&文化祭」として今でも全国で精力的に活動されていますが、いつの間にか10年目を迎えたのだとか。

今秋オープン予定の、埼玉県大宮市にある公共図書館をリノベした複合施設「Bibli」にも、バイクロア初となる常設拠点をオープンさせる予定とのこと。オープンしたら改めて足を運んでみたいと思います。

(栗山)