安井行生

La routeが立ち上がって半年が経ちました。たった半年ではありますが、ここまで月に4~5本の記事を公開し続けられたのは、会員の皆さんのおかげです。改めてお礼をお伝えしたいと思います。本当にありがとうございます。

公開から半年、構想から数えると1年半。正直に言って、順風満帆というわけではありませんでした。コロナウイルスが本格化し始めた時期という波乱のスタートであり、メーカーの取材ができないという逆風もありました。

いろいろなストレスも大きく、白髪が一気に増えました(笑)。しかしジャーナリストとして、書きたいことを書けているという喜びを噛み締めております。

自転車メディアの未来は、変わらず曇り空のままです。それに、この世は正しいことばかりで成り立っているわけではありません。むしろ、完全に真っ白なものなんてほとんどないかもしれない。

そんな中、「広告を入れないかわりに書きたいことを書く」という我々のコンセプトは、無垢で幼稚な正論、キレイゴトと思われるかもしれません。

でも、正論ほど強いものはないのだし、一人くらいキレイゴトを言うやつがいないと面白くないでしょう。

というわけで、La routeはこれからも負けずに読みごたえのある記事を出し続けます。よろしくお願いします。

さて。半年が経過したこのタイミングで公開するのは、スペシャライズド・エートスの評論です。本日(10/26)に前編を、今週水曜(10/28)に後編を、今週金曜(10/30)に番外編をと、一週間に3本の記事を公開します。

エートス、久々に語るに値するモデルが出たと思いました。だから思う存分語りました。文字数制限のないウェブメディアだからできることです。

さらに、ハーフイヤーアニバーサリーとして、前編を無料公開します。まだ会員になられていない方、前編だけではありますが、これを機にぜひ読んでいただければと思います。

(安井行生)