すでにこちらの「今年何する?」(そうそうたるメンツの中に入れていただき恐縮です…)にも書いたのでご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、台湾を一周することになりました。もちろん自転車で。

年始のDAYSで「久しぶりに海外輪行をして、知らない場所を自転車でうろちょろしたいなぁなんて思ってます」なんてことを書いたわけですが、こんなにも早く実現するとは。想いを言葉にするの、大事ですね。いや、ホンネを言えばもっと緩いサイクリングでもよかったんですが贅沢は言いません(笑)。

なぜ僕が台湾一周することになったのかの経緯は、レポート含めて後日記事にしたいと思いますが、今回は現地でレンタル…ではなく飛行機輪行してマイバイクを持っていくことにしました。電動コンポ×油圧ブレーキのヴェンジは飛行機輪行だと不安なので、機械式コンポ×キャリパーブレーキのフェルトのカーボンロード、F4が台湾一周の相棒となります。

さてこのF4、チェーン清掃こそこマメに行っていましたが、アウターワイヤーやインナーワイヤーは数年前から一度も変えてないという体たらく…。というわけでこのタイミングで不安要素を少しでも取り除くために一新することにしました。途中でワイヤー切れ…とかになるのはイヤですからね。

メンテナンスをお願いしたのは、マグネットの激烈メカ、柴山大輔さん。マグネットはパスノーマルスタジオの輸入代理元であり日本の旗艦店でもありますが、もともと柴山さんはサイクルキューブでメカニックをやっていた方。なので、マグネットでは普通に自転車のメンテナンス(なんなら洗車も)を受け付けているんです。

ハンドルはこれを機にアルミの純正から、以前から持っていたS-ワークスのカーボンハンドルに。ハンドル幅はC-Cで420mm。

ヴェンジは52サイズで420mmのハンドルがついていて非常に具合がよかったので、このカーボンハンドルも420mmをチョイスしています。ロードレースの世界ではいまやサンパチも珍しくないですが、ホビーサイクリストは1分1秒よりも自分のフィーリングの方が大切ですからね。あわなかったから戻せばいいですし。

リアディレーラーはアルテの6800(11速)。ショートゲージからロングゲージに交換してもらい、30Tのスプロケが入るようにしてもらいました(追記/シマノ非推奨の組み合わせです。このカスタムは色々とノウハウがあるので万人におすすめするものではありません。それでもやるという方は自己責任で)。柴山さんいわく、ゲージの交換に伴い内部のバネも換えたとのこと。そのほかホイールの振れ取りや各部のチェックもやっていただきました。

天気のいい日を見つけて、100km、1,000up。

左ブレーキのタッチが死にかけてたんですが(気づいているならはよ直せ…)、ブレーキタッチはもちろん変速もパチンパチン! とできるようになり、人車一体感がより高まりました。柴山さん、改めてありがとうございます…!

というわけで、台湾にいくのは3月上旬。1日約100kmはまだしもそれを9日間連続は未知の領域…。時折顔を出すヒザの痛みは大丈夫なのか、そもそも体力はもつのかなど色々と不安はありますが、サポートカーも同行するツアーへの参加なのでたぶん…きっと大丈夫…でしょう。

台湾の現地からインスタグラムのストーリーやツイッターもちょこちょこ更新する予定。また、ライド後は数日台北に滞在するので「ここはいっとけ!」的な情報もお待ちしています…!

(栗山)

(持っていくものメモ)
・現金
・パスポート
・ウェア一式(ジャージ、ビブ、アンダーウェア、靴下、サイクルキャップ、アーム&ニーウォーマーなど。夏用をベースに調整する感じでしょうか。そもそも何セット持っていこう?)
・レインウェア、シューズカバー
・シューズ、ヘルメット、サングラス
・ガーミン
・心拍計
・自転車
・ペダル
・ボトル
・ディレーラーハンガーの予備
・ミニ空気入れ
・予備チューブ
・工具(MAVICのハブスパナも忘れず)
・PC、マウス、充電器
・スマホほか各種充電器

(その他メモ)
・ANA便なのでOS-500で輪行
・台湾のマップデータをガーミンに入れる(完了。baruさん、情報ありがとうございました!)
・SIMカードは現地の空港で買う