闘うものの目
東京都稲城市にあるクロスコーヒーで開催した門田祐輔選手と織田 聖選手のトークライブにお集まりいただいた皆様、改めてありがとうございました。
当日のやりとりは来てくださった方の特典ということで多くは語りませんが、予定調和で終わることなく、生ライブだからこそ、La routeだからこそのディープな話を聞いていただけたかと思います。司会を務めた自分としては反省点が多々ありますが…(汗)。
さて実はこの日、両選手にはトークライブ開始よりもだいぶ前の12時に集まっていただき、記事作成用の撮影と対談も収録していました。門田選手はこれまで何度も会っていますが、織田選手はこのときが2度目ましてです。
「ヒジリとは仲いいんですよ。歳が同じってこともあるんですが、なんでもぶっちゃけて話せるんですよね」
そんな門田選手の一言がきっかけで今回のトークライブ企画は生まれたんですが、その言葉にたがわず撮影の合間も、レースのこと、選手の話、チームについてなど二人の会話は尽きません。
いざ対談収録…となるとまるで夫婦漫才のように二人の息もぴったり。対談企画になるとどちらかいっぽうがしゃべり続けたり、片方からしか面白い話が聞けなかったりするんですが、それぞれがそれぞれの視点でかつ自分の言葉で、さらにお互いの足りない部分を埋めつつ話してくれるんです。
トークライブに来てくださった方は分かると思うんですが、二人ともめちゃくちゃ気持ちのいい好青年です。丁寧だし、偉ぶることもないし、基本的にものごしやわらか。
でも、ふとした瞬間、勝負師の鋭い目をするときがあるんです。この日はほぼ丸1日彼らと一緒にいたことになりますが、夢や目標に対して愚直な彼らの言葉は、僕の心にグサグサと突き刺さってくるのでした。
友人でありながら、チームメイトであり、ライバル。
「2023年は間違いなく彼らにとって勝負の年だ」なんて3文ライターが書きそうな定型句ですが、そんなことは他の誰でもなく彼ら二人が一番わかっていました。成績を残さなければアスリートの世界に「次」はない。そんな常人では考えられない世界で生きる二人のリアルな声が詰まった対談記事は、年明けに公開予定です。一人でも多くの方に読んでいただけるとうれしいです。
(栗山)
トークライブの受付で配布するポストカードにサインする両選手。実はこれ、こちらからお願いしたわけではなく「来てくれた人に渡したいです」と二人が自主的にもってきてくれました。
トークライブ終了後、クロスコーヒーの奥の壁に二人がサイン。お店に行く機会があればぜひチェックしてみてください。
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