メイド・イン・スイッツランド
出張で盛岡にいってました。La routeとは関係ないお仕事だったんですが、合間があれば自転車ショップにでも行こうかな…と思ってツイッターでその旨投稿したところ…
おはようございます。
週末の東京は20℃超えの予報…😳
サクッと走りに行きたいものの、中の人は所要で東北に行かねばならず…クゥ。#天気予報と首都高渋滞チェックが日課です#盛岡駅近辺でおすすめの自転車ショップがあったら教えてください
— ラルート (@laroutejapan) March 10, 2022
フォロワーのお肉食べ太郎(DX豚)さんとYC boyさんがおすすめしてくれたのがSASASOU BIKESでした。
運よく近くを通りかかったのでお店にイン。1階がロードバイクがメイン、2階はクロスバイク、さらにところどころ中古車も展示されていました。
店内をひとしきり見終わったあと、ふと足元に置かれたSALE箱を発見(床に置かれた段ボール箱に長期在庫品が入ってる、自転車ショップでよくみかけるアレです)。
箱の中身を一品一品見ると…おお! 旧ロゴのパールイズミやメイド・イン・イタリアの革製カスクなどがお買い得価格でチラホラ。他にも気になるアイテムがいくつかあったのですが、最終的にここから2品ゲットしました。
1品目がこちら。
ビブ……です。
「ん?」と思った方はさすがです。
デサントの……
メイド・イン・スイッツランド……!
吉本 司さんが書かれたこちらの記事によると、デサントにはスイスデサントと日本デサントがあったらしく、企画・製造ともにまったくの別物だったようです。これは果たしてどちらなんでしょうか。
いずれにせよ、スイスはロレックスをはじめ高級時計でおなじみの国ですが、僕が人生で初めて手に入れたスイス製品は、時計ではなくサイクルウェアになりました(笑)。
当時のお値段は14,500円。タグがついていることからもデッドストックであることがわかります。Lサイズは明らかに大きいので着用することはなさそうですが。
タグには日本語でこんなメッセージが。
「生活習慣、衣料感覚、洗濯設備などが海外と異なる我が国では、このラベルの表示にもとづいてお取り扱いください」。
「衣料感覚」という言葉は初めて聞きましたが、なんだか時代を感じさせますね。
写真では伝わりにくいんですが、現代的な目で見ると明らかにコシのないテロンテロンな生地(経年劣化?)と、頼りないパッド。
それを見た安井が「これ、もしかしたらトラック用じゃないですかね?」と。彼曰く、トラック用はそもそもパッドがめちゃくちゃ薄いらしい。
……!
たしかにそういわれると、商品タグに写っているのはすべてトラックバイクです。多言語でいろいろ書かれていますが、当然ながら日本語はなし。スイスデサントのトラックバイク用ビブなんでしょうか。どなたか詳しい方いたら教えてください。
La routeをはじめとする自転車メディアは、機材にまつわるコンテンツは割と多いですが、サイクルウェアは着心地や生地感など雰囲気とデザインのみで語られることがほとんど。だからそのうち、生地、裁断にまで踏み込んだLa route的サイクルウェア特集ができないかなぁと思っています。
このビブが何かの役に立ちますように(笑)。
(栗山)
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