オランダやデンマークは言わずと知れた自転車先進国。オランダはコロナ禍になる前の秋に1週間ほど、サーキュラエコノミー(循環型経済)先進国としてどのような取り組みを行っているかを目的に視察いってきました。

オランダの自転車関連ネタをどこにもアップしてないのは、そのとき持って行ったiphoneが、粉々になってしまいほとんど写真が残っていないから(涙)。がしかし、自分のツイッターアカウントを遡ったらちょっとだけ動画が出てきたのでここに貼り付けておきますね。

 

この動画はオランダのアイントフォーヘンというまちに住む友人ピーターに案内してもらったときのもの。ラウンドアバウトとは合流と分岐を繰り返す交差点のことで、信号がないのも特徴のひとつ。ヨーロッパではあちこち見かけますが、アイントフォーヘンというまちには世界初となる「自転車専用」の吊り下げ式ラウンドアバウトがあったよ、というお話です。

 

さて、ここからが本題。つい先日、デンマークに住む友人のアンガスがフェイスブックにアップしていた投稿に、「お!」と思うところがあったので彼の許可を得て写真を掲載。

アンガスが彼のパートナーとオランダを自転車で走っていたとき、タイヤの空気圧が低いことに気が付いたそうな(たぶんパンク)。で、たまたま通りかかったレストランで見つけたのが「fietsevicepunkt」という看板。

そこにはこんなボックスが。すでに手にポンプを持っていますが…

中を開けるとポンプをはじめいくつもの工具が。これぜんぶ、フリーで使えるそうな。前述したオランダ在住の友人、ピーターに聞いたところ、カーレスキューなどをやっている(日本でいうJAFみたいなもの)「ANWB」が設置しているらしい。デンマークに住むアンガスもオランダの自転車インフラに驚いてましたが、自転車後進国(あえてこういう言い方をw)である日本に住む僕から言わせれば隔世の感がありますよね。

とはいえ、単純に「オランダやデンマークでここまで自転車が浸透しているのになんで日本でできないのか?」みたいな論調にはやや違和感があったりもします。日本はトヨタをはじめとする自動車が国の基幹産業だし、人口密度や国土や税制の違い(デンマークで約140万円以上の新車が買うと150%の税金がかかるそう。つまり200万のクルマを買うと車両代金とは別に税金だけで300万払わなければいけないのです。とはいえこの話もいろいろとからくりがあるんですけどね。今回ははしょりますが…)など、そもそものベースが違うので簡単にコピペができるはずはないんですけどね。

僕のテキトー英語でのやりとりなので、内容が若干間違っている可能性もあるので、おかしいところあれば突っ込みいれてくださいね(笑)。

話がとっちらかってしまいましたが「世界の車道から」、不定期で続きます。

(栗山)