”ふつう”で”あたりまえ”のツーリング記事
La route初のツーリング記事(安井行生編、小俣雄風太編)、本日ようやく公開となりました。
小俣さんと安井というほぼ赤の他人が、1泊2日でツーリング。自転車はもちろんウェアは私物(なんなら安井氏はウインドブレーカーを忘れていたらしい)、撮影もスマホとコンデジのみ、という自転車メディアとしてはこれ以上にないシンプルな仕様です。僕の信頼する書き手でありサイクリストの二人がツーリングに行き、それぞれの視点でツーリング記事をつくったらどうなるんだろう? 編集者的にはそんな企みもありました。だから僕も行ってません(やや妬み)。
僕もこれまで幾度となくツーリング記事を手掛けたことがあります。おいしい食べ物、地元の方との触れ合い、美しい景色、そして何より知らない土地を自転車で走る楽しさは格別で、大好きな仕事のひとつでした。
いっぽうで、与えられたページをいい写真と文でまとめるというプレッシャーも常にありました。「今回は6Pあるから、見開きで大きく使える写真は絶対に抑えておかないと」とかそういうやつですね。
事前リサーチはもちろんですが、現地に到着してもいい構図やネタはないかと常に目を光らせ、お借りした自転車やウェア、商品の露出を考え、宿についてもその日の撮影カットの確認や、明日のルート確認を含めた打合せなどなどやることは盛りだくさん。楽しくはあったものの、プライベートでいくそれとは別物。撮れ高が低いといいページがつくれないですからね。当たり前ですけど。
今や巷にはそういった情報盛りだくさんなガイド的なツーリング記事はいくらでもあるし、ツーリングの達人みたいな読者の方もたくさんいらっしゃるので、La routeでやるんだったら、一味違うことをやってみたいなーと。
そこで行き着いたのが、リアリティがあって、乗り手の呼吸やシフトレバーの操作音が行間から聞こえてくるような、書き手の個性がしっかりと前面に出たふつうであたりまえのツーリング記事でした。それを実現させるためには、僕がこれまで会得してきた「記事づくり」ではなく「乗り手が楽しむこと」が何よりも大切なのではないかとも考えました。
男二人が、伊豆にいって、自転車に乗って、ご飯食べて、酒飲んで、泊まって、2日目が雨だったからクルマで観光して帰ってきた。伊豆にいったのにいわゆる絶景写真が1枚もないなんて、昔の僕なら冷や汗もんだったでしょう。
さて、そうして完成した小俣さんと安井という二人のサイクリストによる、La route初の”ふつう”で”あたりまえ”なそれぞれのツーリング記事、いかがだったでしょうか。ぜひ感想を聞かせてください。僕は行ってませんけど(2回目)。
(栗山)
参考までに、小俣さんにもらった今回のツーリングの走行データを張り付けておきます。西伊豆、よいところですよ。
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