行ってきました、新潟県。

金属加工の町として知られる燕三条で生まれたピスト系工具ブランド「ランウェル」と、軽量カーボンフレーム「カーボネックスSLD」を発表したばかりの「ヨネックス」に取材するためです。

ランウェルでは熱間鍛造を間近で見させていただいたあと(写真がまさにそれ。興奮しまくりでした)、代表の相場健一郎さんにインタビューを行い…

ヨネックスでは「カーボネックスSLD」の開発者の方々にインタビューを行いました。ちなみに僕はカーボネックスSLDに乗れていないんですが、安井がその乗り味をいたく気に入っていたため取材をオファー。なんと製造工程まで拝見させていただきました。写真は新潟工場前で自転車の乗車ポーズをとる僕ら。ふざけてすいません(汗)。

ちなみにどちらの取材先でも、深く、濃いお話をきくことができ大満足でした。近日公開予定なのでお楽しみに。

さて今回の主目的はもちろん取材なんですが、せっかく新潟にいくのだからと安井、高山、僕の3人とも自転車を持っていき、合間をみてサイクリングしてきました。初日は燕三条…といえば…

スノーピークでしょ! ということで見渡す限りの田んぼのなかを走ってスノーピーク本社まで、往復30kmちょいのサイクリング。たしかここはラファのプレステージのスタート/ゴール地点になってましたよね。

最終日は長岡からほど近い「山古志」というエリアに向かいました。

山古志は錦鯉の発祥の地としても知られており、棚田の名所でもあるんだとか。ここから進むこと数km……

突然現れる雪景色に、3人揃って大興奮。国道からちょっと入って少し上っただけなのに、こんなにも雪が残っているとは。

渋峠ほどではないにしろ、ちょっとした雪壁もありました。写真では伝わらないと思いますが、眺望もめちゃくちゃよく「おお! めっちゃ気持ちいい」という語彙力ゼロ発言を3人で連呼(笑)。

雪で封鎖されているエリアがあったので予定していたコースは走れませんでしたが、冬景色…なのに春の陽気という1年通してわずかしかない「冬と春のクロスオーバー」を満喫することができました。

この日の走行距離30kmちょい、獲得標高は600mほど。

強度こそ高くありませんでしたが、満足度指数はハイレベル。というか強度と楽しさって必ずしも比例するものではないのだなぁ、と改めて気付かされたのでした。

これからも地方を訪れた際はなるべく時間をつくって、サイクリングを楽しみたいと思います。

(栗山)