グラキンでアジヘン(再)
先日、パナレーサーからグラベルキングのリミテッドカラーエディションが発表されましたね。実は4月にパナレーサーの工場取材にいかせてもらったときに(近々記事として公開予定です)実物を見させてもらっていたのですが、「これは…!」と思っていたのです。
それがこちら。写真左が「ジンジャー」で写真右が「アストラルブルー」。タイヤだけみるとアストラルブルーがおしゃれな色合いですが、車体にあわせるのは難易度高め。いっぽうのジンジャーは……
通勤車としてつかっているサーリーのスティームローラーの車体色にぴったりなタイヤ色ではないか…! と。ちなみにこのサーリー、メーカー的には「クリームローラー」という色の呼称があるんです。
このバイクを買ったのは今から10年ぐらい前なんですが、雨でも乗るし駅の駐輪場にもガンガンとめるしグラベルも走るので、車体は傷だらけでステッカーやヘッドバッジも剥がれてます。でもこういう使い方がサマになるのもサーリーの魅力のひとつ。たとえるなら着るごとに、履くごとに味がでる、革ジャンやワークブーツやデニムのような。
あ、もちろんピカピカにカスタムされたサーリーもステキですけどね。
というわけで早速ポチッたグラベルキング開封の儀。改めて見てもいい色ですねぇ。32Cのチューブレスレディですがサーリー用のチューブレスホイールなんて持っていないので(そもそもSS用のチューブレスホイールってあるんでしょうか)チューブを入れて使います。
リム内径は14mmですが、このバイクには絶対性能を1mmも求めていないので気にせずインストール。
それにあわせてチューブも32mm対応のものに新調しました。タイヤ取付はハンドパワーオンリーでいけました。
というわけでビフォー・アフター(上の写真はスライドショーになっています)。
ちなみにビフォーのタイヤはこの日のDAYSにも書いた通り28CCのグラベルキングSS。写真ではわかりにくいかもしれませんが、32Cに変えたことでタイヤハイトがあがり、それに伴い車高も若干アップしました。
チェーンステーやシートチューブとのクリアランスは余裕。
ブレーキキャリパーはロングゲージなので、ここのクリアランスも問題なし。
僕がスポーツ自転車に乗り出した15年ぐらい前は各社からカラータイヤが豊富にラインナップされていたんですが、いつからか市場から激減してしまいましたね。
「タイヤが黒いのはカーボンブラックを使っているから。カーボンブラックを使うことでゴムの強度を高めることができるんですが、カラータイヤはカーボンブラックを使わないぶん強度がさがるんです。クルマやモーターサイクルのタイヤにカラータイヤがないのはそういう理由があるんです」
いつだったかそんな話をタイヤの技術者に聞いたことがあります(このサイトにもそんな記述がありますね)。
あれから10年以上も経っているので技術も進歩しているでしょうし、そもそもクルマやモーターサイクルに比べると、自転車の速度域や耐荷重は大きく異なるのでもっとカラータイヤがでてもいいのになぁなんて思うんですけどね。
タイヤ交換すると新しいスニーカーをおろしたときのようなキモチ良さがあります。28CのグラベルキングSSは保管して、しばらくはこのジンジャータイヤで通勤ライドを楽しみたいと思います。
(栗山)
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