「EFエデュケーション・NIPPO ディベロップメントチーム」に所属する門田祐輔選手の日々をお届けする「Du peloton européen」(ヨーロッパのプロトンから)。

先日開催された「ツール・ド・フランスさいたまクリテリウムで2023年のレースが終わった門田選手ですが、今年は予想以上に厳しいシーズンだった様子。本人の筆で2023年を振り返ります。

皆さんお久しぶりです。しばらくぶりの連載になりますが、現在は2週間のオフでゆっくりと休んでいます。

今回のテーマは2023年の総括。今年を一言でいうなら色々と思うようにいかなかった1年で、当初に思い描いていたものとは違った終わり方になってしまいました。

今年出場したのは約45レース。アフリカからはじまり、ギリシャ、フランス、ベルギー、日本など多くの国でレースをしました。そのほとんどが初めてのレースで新たな発見も多くありました。

特にアフリカのガボンでのレースは、自分の人生においても経験することができないほど内容の濃い1週間でした。

春先にスタートしたヨーロッパのレースでは結果が思うようについて来ず。全日本選手権では優勝を目指していましたが、結果は5位。悔しさが残る全日本選手権でした。後半戦最初のシビウツアー、そしてブルガリアでのレースでも良い成績を出すことができず。

調子自体は悪くなかったものの、何かがうまく噛み合っていなかったと感じています。

その後、日本で開催された「大分アーバンクラシック」 、「ツール・ド・九州」、そして「ジャパンカップ」も、個人的にはもっと良い結果が残せたはずですが、優勝することなくシーズンが終わってしまいました。

データなどから自分の成長は感じられたものの、それを結果につなげることができず「苦しい」の一言に尽きるシーズンだったかなと思います。

僕が来年所属するチームについては、年内には発表できる予定。もちろん引き続きヨーロッパで走っていきます。

ではまた。

(門田)

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