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UCI世界選手権大会 男子エリート ロードレース観戦記|グラスゴーで見た、世界最高峰の戦い
あらゆる自転車競技の世界選手権を同時期かつ同会場で行う、UCI肝いりの「メガ」世界選手権。今後は4年に一度のスパンで開催されるとのことだが、その記念すべき第一回大会がスコットランドのグラスゴーで行われた。ジャーナリストの小俣雄風太がツール・ド・フランスの熱狂も冷めやらぬまま、その足でスコットランドへ飛び、ロードのエリート男子を観戦。そこで見たのは、ツールとは一味も二味も違う選手たちの戦いだった。
2023.09.04
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門田祐輔×織田 聖が語る24歳の現在地|焦りと苦悩と手応えと
2023年シーズンも、EFエデュケーション・NIPPO ディベロップメントチームの一員として海外レースを転戦することになった門田祐輔選手と織田 聖選手。二人は同い年のチームメイトということもあり普段から息もぴったり。一方でワールドツアーという狭き門へのステップアップを目指すライバル同士でもある。今回そんな彼らの昨シーズンの振り返りと合わせて、各々の現在地を探るべく対談を実施。選手にしか知り得ない戦いの裏側のみならず、海外生活での苦労や契約のこと、さらに海外レースと日本のレースの根本的な違いまで、ざっくばらんに本音で語ってもらった。
2023.01.16
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群馬グリフィン監督・渡辺将大|生涯サイクリストであるために
群馬県の老舗自転車店「サイクルショップ タキザワ」に足を踏み入れると、いつもニコニコと笑顔で迎えいれてくれる人物がいる。今回の取材対象者である渡辺将大さんだ。渡辺さんはサイクルショップ タキザワの店長でありながら、「前橋シクロクロス」を主催し、TTの全日本チャンピオンを輩出した「群馬グリフィン」の監督も務めるなど多忙な日々を送るが、彼のモットーはいつも「楽しいかどうか」にある。学生時代は本気でレースに取り組む競技者だったという渡辺さんは、これまでどんな自転車人生を送り、これからどんなビジョンを描いているのだろうか。彼の拠点である群馬県前橋市に赴き、4時間にわたりインタビューを行った。
2022.10.31
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CANNONDALE SUPERSIX EVO LAB71/Hi-MOD試乗記|4度目の進化の真価
キャノンデール初のフルカーボンロードフレーム、スーパーシックスの登場から16年。その進化形であり世界最軽量バイクとして一世を風靡した初代スーパーシックス エボから12年。スーパーシックスに施される“進化”は、はや4度目となった。エアロロードであるシステムシックスの存在感が薄くなり、エンデュランスロードのシナプスを“競争しない自転車”にしてしまった今のキャノンデールにとって、4代目のスーパーシックス エボは全方位をカバーする万能車でなければならない。同時に、今年から立ち上がったキャノンデールの高級ラインであるLAB71のイメージリーダーとしての任も課す。そんな難しいテーマを開発陣はどう料理したのか。LAB71とハイモッドの試乗を通して、これからのキャノンデールを考えた。
2023.06.05
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中野喜文×永井孝樹のスペシャル対談|ヨーロッパで仕事をするということ
ロードレースの世界にあって、本場ヨーロッパに挑んできたのは選手だけではない。1998年にイタリアへ渡り、ヨーロッパのトップチームで活躍したマッサーの中野喜文とメカニックの永井孝樹がその人である。彼らの挑戦から四半世紀が経とうとする今、二人の活動を通じてヨーロッパのチームスタッフを夢見る者も増えてきた。今回の企画ではそんな彼らの対談を通じて、異邦人としていかにヨーロッパのチームに溶け込み、プロフェッショナルとして振る舞い、そして後進へとその想いを繋いでいこうとしているかを感じていただければ幸いだ。ファシリテーターは、今年のツール・ド・フランスに帯同したLa routeでもおなじみの小俣雄風太が務める。
2022.07.25
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変わりゆくプロトン、変わらない別府史之
別府史之、38歳。職業、ロードレーサー。日本人初となるツール・ド・フランス完走者のひとりであり、高校卒業後から現在に至るまで、数えきれないほどの功績を日本ロードレース界にもたらしてきた人物だ。今回のインタビューは、フランスに拠を構えている別府が帰国するという話を聞きつけ急遽実施。インタビュアーは、別府史之を古くから知る小俣雄風太が務める。
2021.06.21
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全日本自転車競技選手権大会ロード・レース観戦記|チャンピオンとしての風格
2023年6月25日、静岡県の日本サイクルスポーツセンターで91回目となる「全日本自転車競技選手権大会ロード・レース」が開催された。1周8kmを20周し、獲得標高は5,000m弱という世界的に見ても厳しいコースで勝利を掴み取ったのは、JCL TEAM UKYOに所属する山本大喜選手だった。ロードレースの実況や今年もツール・ド・フランスの取材を行うジャーナリストの小俣雄風太は、このレースを見て何を思い、感じたのか。本人の筆によるリアルレポートをお届けする。
2023.07.12
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Le Tour ensemble(Vol.01)|14年ぶりの再会
ツール・ド・フランスの熱い夏がはじまった。選手、機材メーカー、スポンサー、オーガーナイザー、メディア、観客——。今年もそうしたすべてを飲み込み、プロトンは進んでいく。「Le Tour ensemble」では、14年ぶりに現地に赴いたジャーナリストの小俣雄風太による、ツール・ド・フランスのリアルな現地レポートを複数回にわけてお届けする。記念すべき第1回は、ツール取材を思い立ったきっかけ、そして7月4日から石畳ステージとなった7月6日までの模様を現地からレポートする。
2022.07.07
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メカニック小畑の言いたい放題(Vol.6) |2022ツールの機材を分析する
自転車界最大の祭典、ツール・ド・フランスが今年も終わった。選手の世代交代、戦法の変化、新世代王者の誕生。レースの内容が大きく変化したと同時に、機材も変革を迎えている――。なるしまフレンドのメカニック小畑 郁が、編集長の安井行生とともに自転車業界のアレコレを本音で語る連載「メカニック小畑の言いたい放題」のVol.6は、そんな2022ツールの機材について。昨年までは山岳で軽量なリムブレーキが使われ、総合優勝者も見慣れたリムブレーキバイクに乗っていた。しかし今年はディスク&エアロがツールを席巻。そんな状況をメカニック小畑はどう見るか。
2022.08.29
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辻 啓のSakaiからSekaiへ(Vol.01)| 人生を変えた、トスカーナの一本杉
自転車のまちとして知られる大阪府堺市で生まれ育ち、今やサイクルフォトグラファーとして世界を舞台に活躍する辻 啓。これまでも「ジロ・ディタリア」をはじめとする世界的なレースに幾度となく帯同し、写真を通じてロードレースの魅力を発表してきたが、そんな彼にとって、写真とは、自転車とは、ロードレースとは何なのか。辻 啓自身が本音で綴るフォト&エッセイ第1回は、“初期衝動だらけ”の青年時代を振り返る。
2021.05.17
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小俣雄風太のTDF現地取材レポート|Le Tour Ensemble 2023
世界最大の自転車レース「ツール・ド・フランス」。2023年も選手、機材メーカー、メディア、観客、そしてオーガナイザーまでをも飲み込みながらプロトンは突き進み、そして数々の物語を生み出した。La routeでは昨年好評だった、ジャーナリスト小俣雄風太のツール現地取材日記「Le Tour Ensemble」を1か月に渡ってお届けする。中継には写らない現地の空気感を、世界最高峰のレース取材の裏側を、そして小俣雄風太が見て、聞いて、感じたツール・ド・フランスをぜひご覧いただきたい。
2023.08.02
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ワーホリサイクリスト中内のTDF観戦記(Vol.1)|夢のツール観戦。熱狂のビルバオへ
ワーキングホリデー制度を活用し、愛車とともにイギリス・ロンドンで生活している中内 陸。この夏、彼はイギリスを離れてスペインへと飛んだ。目的はそう、バスク地方からのスタートとなったツール・ド・フランス2023の観戦である。今回の「ワーホリサイクリスト中内のロンドン自転車日記」は、彼が現地で見て、感じた、人生初のツール・ド・フランス観戦記を3夜連続でお届け。第1回は大盛り上がりだったチームプレゼンテーションと、観戦ポイント探しを兼ねたビルバオ散策の模様から。中内が偶然遭遇したツールの意外な舞台裏とは?
2023.09.18
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特別寄稿|僕たちがみた、別府史之
3大グランツールや、モニュメントと呼ばれる格式の高い5つのワンデーレースの完走、北京とロンドンオリンピック、そして世界選手権に至っては8度もの出場を重ねるなど、自転車ロードレースのトップシーンで活躍してきた別府史之。そんな彼が2021年11月6日、17年にも及ぶプロ選手のキャリアにピリオドを打つことを発表した。「僕たちが見た、別府史之」では、彼をよく知る人物からのメッセージを通じて、これまでの別府史之の軌跡を辿り、これからの別府史之にエールを送りたい。
2021.11.23
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門田祐輔(23)プロロードレーサー| 迷いなき夢
彼と出会ったのは、忘年会だった。180cm弱のスラリとした長身とニカッと笑う笑顔が印象的で、聞けば今期からUCIのコンチネンタルチームである「EFエデュケーションNIPPO・デベロップメントチーム」に所属するプロロード選手だという。名前は門田祐輔、年齢は23歳。国内メディアへの露出は少なく日本国内ではほぼ無名ではあるものの、ヨーロッパでレース経験を積み、「ツール・ド・フランス」への出場を目論んでいる。なぜヨーロッパにこだわるのか。その原動力はどこにあるのか。新たにスタートする連載企画「若者たちの肖像」の第1回は、出国直前の門田祐輔選手にインタビューし、彼の生き様をお届けする。
2022.02.28
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A Day in Peter Sagan
世界選手権3連覇をはじめ、グランツールで数々の偉業を果たした自転車界のスーパースター、ペテル・サガン。オーストラリアでの世界選手権の直後、そんなサガンが突如として来日。これにあわせてアジア各国のリテーラーやインフルエンサー、そして一般サイクリストを招いた「OWN YOUR ROAD」が開催された。3日間に渡って行われた一大イベントの模様を、岩崎竜太、田辺信彦の2名のフォトグラファーが切り取った珠玉の写真の数々でお届けする。
2022.11.16
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La route高山のCX世界選手権観戦記| 熱狂の渦の、ど真ん中へ
マチュー・ファンデルプールとワウト・ファンアールトの一騎打ちとなった「2023 UCIシクロクロス世界選手権」。あの凄まじいデッドヒートの現場に、La routeスタッフ高山がいた。毎年世界選手権を撮影しているフォトグラファー、田辺信彦さんからの同行のお誘いを受け、パスポートもない、語学力もない、シクロクロスも1年半前まで知らなかったという“ないない”尽くしの不惑ライターが過ごしたオランダ、ベルギーでの1週間。ただひたすらに見た、聞いた、感じた、世界選手権期間中のリアルなレポートをお届けする。
2023.02.27