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Le Tour ensemble(Vol.03)|沿道にある人生と文化
選手、機材メーカー、スポンサー、オーガーナイザー、メディア、観客——。2022年のツール・ド・フランスもそうしたすべてを飲み込み、プロトンは進んでいく。「Le Tour ensemble」では、14年ぶりに現地に赴いたジャーナリストの小俣雄風太による、ツール・ド・フランスのリアルな現地レポートを複数回にわけてお届けする。第3回は7月12日から休息日となった7月22日まで。レースが急展開を迎える中、体調不良になりながらも、写真のことや、ジャーナリストとしての在り方など、現地で見て、感じた様々な想いを綴る。
2022.07.24
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Le Tour ensemble(Vol.01)|14年ぶりの再会
ツール・ド・フランスの熱い夏がはじまった。選手、機材メーカー、スポンサー、オーガーナイザー、メディア、観客——。今年もそうしたすべてを飲み込み、プロトンは進んでいく。「Le Tour ensemble」では、14年ぶりに現地に赴いたジャーナリストの小俣雄風太による、ツール・ド・フランスのリアルな現地レポートを複数回にわけてお届けする。記念すべき第1回は、ツール取材を思い立ったきっかけ、そして7月4日から石畳ステージとなった7月6日までの模様を現地からレポートする。
2022.07.07
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辻 啓のSakaiからSekaiへ(Vol.01)| 人生を変えた、トスカーナの一本杉
自転車のまちとして知られる大阪府堺市で生まれ育ち、今やサイクルフォトグラファーとして世界を舞台に活躍する辻 啓。これまでも「ジロ・ディタリア」をはじめとする世界的なレースに幾度となく帯同し、写真を通じてロードレースの魅力を発表してきたが、そんな彼にとって、写真とは、自転車とは、ロードレースとは何なのか。辻 啓自身が本音で綴るフォト&エッセイ第1回は、“初期衝動だらけ”の青年時代を振り返る。
2021.05.17
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路上の囚人たち(Vol.01)
社会派ジャーナリスト、アルベール・ロンドル(1884―1932)。生前、精神病患者の悲惨な境遇、黒人奴隷売買の実態、南米のフランス人女性売春などをルポルタージュし、社会に大きな反響を巻き起こすとともに社会改革のきっかけをつくり、後世のジャーナリストに影響を与え続けた人物である。そんな彼が、1924年にあるテーマについて取材を行った。読者の皆さんもご存知の「ツール・ド・フランス」である。自転車競技についてまったくの素人である彼に、フランス全土を熱狂させていたこのスポーツイベントは一体どう映ったのだろうか――。アルベール・ロンドルが1924年6月22日~7月20日までの全行程5425kmの大会期間中に『ル・プチ・パリジャン』紙に寄稿したルポルタージュを、スポーツライターであり自身もフランス在住経験もある小俣雄風太の翻訳でお届けする。
2020.08.17
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路上の囚人たち(Vol.02)
社会派ジャーナリスト、アルベール・ロンドル(1884―1932)が、1924年のツール・ド・フランスについて『ル・プチ・パリジャン』紙に寄稿したルポルタージュを、小俣雄風太の翻訳でお届けする。Vol.2は第4ステージ~第6ステージ。砂埃、機材トラブル、劣悪な路面、寝不足と体調不良、灼熱、そして山岳……過酷さを徐々に増していく黎明期のツールの現実を、現在進行中の2020ツールと比較しながら味わっていただきたい。
2020.09.07
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路上の囚人たち(Vol.03)
社会派ジャーナリスト、アルベール・ロンドル(1884―1932)が、1924年のツール・ド・フランスについて『ル・プチ・パリジャン』紙に寄稿したルポルタージュを、小俣雄風太の翻訳でお届けする。Vol.3は第7ステージ、第8ステージと休息日。帯同する車列とのトラブル、熱狂しすぎた観客、悲惨な状況で走ることを美徳とする風潮。ロンドルが選手たちを”囚人”と例えた理由が徐々に分かってくる。
2020.09.09
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路上の囚人たち(最終回)
社会派ジャーナリスト、アルベール・ロンドル(1884―1932)が、1924年のツール・ド・フランスについて『ル・プチ・パリジャン』紙に寄稿したルポルタージュを、小俣雄風太の翻訳でお届けする。最終回は第9ステージ~最終ステージ。”囚人たち”が、それぞれの歓喜を悲哀を抱えて、遂にツールを走り終える。非人道的な初期ツールのリアルを伝える名文を楽しんでいただきたい。
2020.09.21
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明日もまた、カレドニアで
La routeでもおなじみの書き手であり、編集者であり、実況リポーターでもある小俣雄風太氏が自転車を買ったらしい。「モダン・ロードバイク」を掲げるサーヴェロ・カレドニア-5である。エアロ、軽量、ファンライドといろんな要素をクロスオーバーさせたカレドニアは、ともすれば中途半端な存在にもなりかねないが、なぜ小俣氏はそんなカレドニアに引き寄せられたのか。カレドニア購入にまつわる小俣雄風太の極私的な購入&試乗ストーリー。
2021.10.15
interview
カレドニアにまつわるエトセトラ(前編)
サイクルフォトグラファーの辻 啓と編集ライターの小俣雄風太。旧知の仲でもある二人だが、申し合わせるでもなく同じタイミングで、しかも同じカラーのバイクを購入するという偶然が起きた。バイクは舗装路から未舗装路まで幅広い走行シーンを想定した、サーヴェロのカレドニアー5。小俣氏に関してはLa routeでも購入記を綴ってもらったが、それにしてもなぜ2人は同じバイクを買ったのか?
共に「J SPORTS」や「GCN」で海外ロードレースの実況解説を担う両名が、いま海外で起きているレーストレンドを踏まえつつ、自分の理想のライドやカレドニアというバイクの魅力、ひいてはそれぞれのロードバイク観について行った対談を、前編と後編に分けてお届けする。
2022.04.04
interview
カレドニアにまつわるエトセトラ(後編)
サイクルフォトグラファーの辻 啓と編集ライターの小俣雄風太。旧知の仲でもある二人だが、申し合わせるでもなく同じタイミングで、しかも同じカラーのバイクを購入するという偶然が起きた。バイクは舗装路から未舗装路まで幅広い走行シーンを想定した、サーヴェロのカレドニアー5。小俣氏に関してはLa routeでも購入記を綴ってもらったが、それにしてもなぜ2人は同じバイクを買ったのか?
共に「J SPORTS」や「GCN」で海外ロードレースの実況解説を担う両名が、いま海外で起きているレーストレンドを踏まえつつ、自分の理想のライドやカレドニアというバイクの魅力、ひいてはそれぞれのロードバイク観について行った濃厚な対談を、前編と後編に分けてお届けする。
2022.04.05
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追憶のサイクルウエア
快適性、軽さ、デザイン性――。ロードバイクの進化に呼応するように、サイクルウエアもまた時代とともに発展を遂げている。本企画では10代から自転車にのめり込み、自身もサイクルウエアに散財し続けたLa routeのアドバイザーである吉本 司が、自身の経験と照らし合わせながらそんな“サイクルウエアの進化”について振り返る。
2020.05.22
interview
変わりゆくプロトン、変わらない別府史之
別府史之、38歳。職業、ロードレーサー。日本人初となるツール・ド・フランス完走者のひとりであり、高校卒業後から現在に至るまで、数えきれないほどの功績を日本ロードレース界にもたらしてきた人物だ。今回のインタビューは、フランスに拠を構えている別府が帰国するという話を聞きつけ急遽実施。インタビュアーは、別府史之を古くから知る小俣雄風太が務める。
2021.06.21