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西薗良太のアタマの中(Vol.01)|歩行研究からみた、良いペダリングと正しいポジション
サイクリストの当たり前、常識、思い込みが覆る!? 東大卒の元プロロードレーサー西薗良太が、競技者としての経験と研究者としての知識で「自転車の当たり前」に迫るコラム、その名も「西薗良太のアタマの中」がスタート。第1回は誰もが一度は悩むポジションとペダリングについて、人間の歩行に関する研究から考察。そこから見えてきたのは人間が本来持つ適応能力の高さでした。もしかすると私たちは、理想のポジションとペダリングを知らず知らずのうちに体得しているのかも……?
2023.04.19
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全日本自転車競技選手権大会ロード・レース観戦記|チャンピオンとしての風格
2023年6月25日、静岡県の日本サイクルスポーツセンターで91回目となる「全日本自転車競技選手権大会ロード・レース」が開催された。1周8kmを20周し、獲得標高は5,000m弱という世界的に見ても厳しいコースで勝利を掴み取ったのは、JCL TEAM UKYOに所属する山本大喜選手だった。ロードレースの実況や今年もツール・ド・フランスの取材を行うジャーナリストの小俣雄風太は、このレースを見て何を思い、感じたのか。本人の筆によるリアルレポートをお届けする。
2023.07.12
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夢の続きを
2021年1月23日。女子プロロードレーサー、萩原麻由子のSNS上で突如として発表された引退の二文字。ジャパンカップで9連覇中の沖 美穂を阻んでの優勝、カタール・ドーハで開催されたアジア自転車競技選手権大会での日本人女子初優勝、ジロ・ローザでの日本人女子初のステージ優勝――。これまで数々の栄冠を手にしてきた萩原は、何を思い、引退を決意したのか。栄光と挫折。挑戦と苦悩。萩原麻由子の素顔に迫る。
2021.02.22
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コーチ&メカニックの武井きょうすけさんに聞く│現代におけるロードバイクのあるべき姿
先日公開した與那嶺恵理選手のインタビュー。そのための打ち合わせをしていたら、コーチとメカニックを務める武井きょうすけさんが、「與那嶺選手がオリンピックで使った機材も面白いよ」と一言。與那嶺選手が乗ったキャノンデールは、武井さんが「できることは全てやった。今の自分ができる最高のもの」だという。実際に話を聞いてみると、それは「レースでパフォーマンスを発揮させるための機材」というだけではなく、「自転車乗りが自分のバイクをどう育て上げるか」を考察するための優れた材料でもあった。メカニック・武井きょうすけさんと編集長・安井行生とのロードバイクにまつわる一問一答。
2021.09.08
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中里 仁のアワーレコードチャレンジ|失敗という名のバトン
2022年8月の終わり。ひとりの日本人ライダーが突如として「アワーレコード」に挑戦することを発表した。十全なトレーニング環境や機材といったリソースを持つプロ選手の特権とも言えるアワーレコードチャレンジ。非公認とはいえアマチュアライダーが挑戦することに、SNS上では激励や戸惑いが飛び交ったことに加え、世界のトップ選手たちからもコメントが寄せられたというから、アワーレコードの求心力には驚かされる。挑戦するのは、中里 仁。彼はいったいどんな男なのか。そしてなぜ、今アワーレコードに挑戦するのか? 中里さんと以前から親交のあるジャーナリストの小俣雄風太が彼の素顔に迫る。
2022.10.10
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A Day in Peter Sagan
世界選手権3連覇をはじめ、グランツールで数々の偉業を果たした自転車界のスーパースター、ペテル・サガン。オーストラリアでの世界選手権の直後、そんなサガンが突如として来日。これにあわせてアジア各国のリテーラーやインフルエンサー、そして一般サイクリストを招いた「OWN YOUR ROAD」が開催された。3日間に渡って行われた一大イベントの模様を、岩崎竜太、田辺信彦の2名のフォトグラファーが切り取った珠玉の写真の数々でお届けする。
2022.11.16
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Le Tour ensemble(Vol.01)|14年ぶりの再会
ツール・ド・フランスの熱い夏がはじまった。選手、機材メーカー、スポンサー、オーガーナイザー、メディア、観客——。今年もそうしたすべてを飲み込み、プロトンは進んでいく。「Le Tour ensemble」では、14年ぶりに現地に赴いたジャーナリストの小俣雄風太による、ツール・ド・フランスのリアルな現地レポートを複数回にわけてお届けする。記念すべき第1回は、ツール取材を思い立ったきっかけ、そして7月4日から石畳ステージとなった7月6日までの模様を現地からレポートする。
2022.07.07
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小俣雄風太のTDF現地取材レポート|Le Tour Ensemble 2023
世界最大の自転車レース「ツール・ド・フランス」。2023年も選手、機材メーカー、メディア、観客、そしてオーガナイザーまでをも飲み込みながらプロトンは突き進み、そして数々の物語を生み出した。La routeでは昨年好評だった、ジャーナリスト小俣雄風太のツール現地取材日記「Le Tour Ensemble」を1か月に渡ってお届けする。中継には写らない現地の空気感を、世界最高峰のレース取材の裏側を、そして小俣雄風太が見て、聞いて、感じたツール・ド・フランスをぜひご覧いただきたい。
2023.08.02
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メカニック小畑の言いたい放題(Vol.6) |2022ツールの機材を分析する
自転車界最大の祭典、ツール・ド・フランスが今年も終わった。選手の世代交代、戦法の変化、新世代王者の誕生。レースの内容が大きく変化したと同時に、機材も変革を迎えている――。なるしまフレンドのメカニック小畑 郁が、編集長の安井行生とともに自転車業界のアレコレを本音で語る連載「メカニック小畑の言いたい放題」のVol.6は、そんな2022ツールの機材について。昨年までは山岳で軽量なリムブレーキが使われ、総合優勝者も見慣れたリムブレーキバイクに乗っていた。しかし今年はディスク&エアロがツールを席巻。そんな状況をメカニック小畑はどう見るか。
2022.08.29
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メカニック小畑の言いたい放題(Vol.6番外編) |2022ツール・ファムの機材を分析する
1980年代に男子レースと同時開催されていた女性版ツール・ド・フランスが、33年ぶりに全8ステージで復活し、男子ツールの最終日にパリのシャンゼリゼ通りをスタートした。自転車業界にとっても歴史的な出来事だったといえる「ツール・ド・フランス・ファム・アベック・ズイフト」だが、そこで使われていた機材は、男子とは良くも悪くも対照的であり、そして一般サイクリストの参考になる可能性を秘めたものだった。メカニック小畑の言いたい放題Vol.6の番外編は、そんなツール・ド・フランス・ファムの機材解説をお送りする。
2022.09.21