表題の件、いろいろと揉めているみたいですね。業界の隅っこのこれまた端っこにいる、さしてレースに明るくない僕のところにも「JBCF」と「JCL」の分裂騒動に関する話題は耳に入ってきます。なかには「La routeでちゃんと記事にしてほしい」という声もいただきました。

国内におけるロードレースは超が付くほどのマイナースポーツ。ただでさえ狭い世界をこれ以上狭くしてどうするの? というのがホンネ。分裂するのはオトナの勝手ですが、それによって迷惑をこうむるのは、結局未来のある選手ではなのではとも思います。

大人がもめるときはたいてい、お金、権力、価値観やプライド、そしてそれぞれの思惑が複雑に絡みあっているので非常にややこしい。目指す方向が同じならちゃんと話し合えばいいじゃんと外野は思いがちですが、思考回路が違う人が話し合ったところでいつまでたっても平行線なことも多いですし。La routeでもこのJBCFとJCLの分裂騒動を記事にするべきか否かを話し合ったんですが……

「やるなら片方だけにインタビューしても意味がない。あくまで中立な立場で双方に話を聞くべき」
「仲違いして分裂したのは明らか。ただ、それぞれにインタビューしてその内容を掲載して理想論だけ語っても意味がない」
「お互いを罵倒するような記事は、そもそも記事にする価値がない」
「そもそもLa route読者の方は国内レース業界のゴタゴタに興味があるのか」

…などなどいろんな意見がでてきました。

そんな折に見つけたのが「Link TOHOKU」さんが書かれた記事です。お会いしたことは一度もないですが、自転車業界のリアルが垣間見える内容で非常に興味深かったです。タイトル通り「大予測」ではありますが、みなさんもぜひご覧になってみてください。

さて、その後もJBCFとJCLの動きをウォッチしていますが、刻一刻と状況は変わってきている様子。で、最終的にはLa routeでJBCFとJCLの分裂騒動だけを記事にしても意味がないという結論に至りました。だってもうはじまっちゃったんだもの。この1年はやってみるしかないですよね。

JCLのサイトをのぞいたら、宇都宮で開催されるロードレースのプレス申請が開始されていたのでLa routeも申し込むことにしました。弱小メディアのLa routeが受理してもらえるかどうかわかりませんが、ひとまず開幕戦のみ安井とともに現地にいってみることにします。

さて、最後にひとつご提案。もしJBCFとJCLの方がご覧になっていたら、La routeで公開対談をやりませんか? なんでこんなことになって、現状どうなっていて、どこへ向かっていくのか。
これからの国内ロードレースの未来を具体的な計画含め提示していただく建設的な議論であることが大前提ですが、もし興味を持っていただけるようでしたら、ぜひこちらまでご連絡ください。

そういえば、今や1億円プレーヤーが生まれるなど躍進目覚ましいバスケの「Bリーグ」ですが、20年超もの間分裂していた時期があったようです。自転車業界も同じ轍を踏まなければよいですが…。

(栗山)