La route自転車研究所 其の三 薄くて深い「表面処理」の世界(前編) 水中プラズマにより金属表面に微細構造を有するセラミックス結晶性皮膜を形成し……。ダイヤモンドと黒鉛の物性を併せ持つ非晶質の硬質炭素膜を各種基材表面に被せ……。まったく表面処理ほど分かりにくい技術もない。なにせミクロンレベルの世界。目に見える違いは色や質感のみであり、構造を視覚的に理解できないからだ。La route自転車研究所では、そんな自転車乗りにとって身近ながらも遠い存在の「表面処理」を理解するため、独自のめっき技術を有する千代田第一工業に話を聞いた。アルマイトって、金属の表面に六角柱がニョキニョキ生えてくるんですよ。知ってました? 2021.04.26 #Laroute自転車研究所#安井行生#工場訪問#表面処理#高柳健