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SPECIALIZED S-WORKS TARMAC SL8試乗記|モーガンヒルからの伝言
優秀な動力伝達性に加えて空力性能も身に付け、あの名車の誉れ高いヴェンジを廃版にしてしまうほどの万能バイクになったターマックSL7。それがまだ一級の性能を維持しているにもかかわらず、2023年、スペシャライズドはターマックをSL8へと代替わりさせた。レーシングバイクとして高い完成度を誇っていたSL7を、どう進化させたのか。群馬県の嬬恋で行われたプレスローンチに参加した安井が、Sワークスに乗り、プレゼンを聞き、現代ロード界の最重要モデルであるターマックについて考え、評価を下す。SL8に埋め込まれた開発陣からのメッセージとは?
2023.08.14
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CANNONDALE SUPERSIX EVO LAB71/Hi-MOD試乗記|4度目の進化の真価
キャノンデール初のフルカーボンロードフレーム、スーパーシックスの登場から16年。その進化形であり世界最軽量バイクとして一世を風靡した初代スーパーシックス エボから12年。スーパーシックスに施される“進化”は、はや4度目となった。エアロロードであるシステムシックスの存在感が薄くなり、エンデュランスロードのシナプスを“競争しない自転車”にしてしまった今のキャノンデールにとって、4代目のスーパーシックス エボは全方位をカバーする万能車でなければならない。同時に、今年から立ち上がったキャノンデールの高級ラインであるLAB71のイメージリーダーとしての任も課す。そんな難しいテーマを開発陣はどう料理したのか。LAB71とハイモッドの試乗を通して、これからのキャノンデールを考えた。
2023.06.05
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S-WorksとProに乗って考える|僕らはどのエートスを買うべきか
量産ディスクロードながらフレーム重量500g台、完成車重量5kg台という軽さを実現し、大きな話題を呼んだスペシャライズド・エートス。La routeでも3回に渡ってエートスの記事を公開した。しかしLa routeはハイエンドバイク専門メディアではない。近年稀に見るエポックメーカー、エートスならミドルグレードの試乗もすべきだろう。エートスの購入を本気で検討しているLa routeのテクニカルディレクター、藤田宗親を加え、リアルな買い手目線のエートスグレード間比較試乗記をお届けする。
2021.07.19
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Canyon Ultimate CF SLX 9 Di2|オンロードバイクの黄金比
La routeの制作メンバーが気になるor自腹で買ったアイテムをレビューする「LR Pick up」。第14回は、ユーザー直売による高いコストパフォーマンスを武器とするキャニオンの新型アルティメット。“エアロ”と“グラベル”が存在感を増す中、キャニオンは軽量万能バイクをどう進化させたのか。
2022.12.14
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日本バイシクル・オブ・ザ・イヤー2023参戦記|ロードバイクよ、どこへ行く(前編)
「今年を代表する1台」を選出する日本バイシクル・オブ・ザ・イヤー。8名の選考委員によって選ばれた10ベストバイクを同条件で乗り比べる最終選考会を経て、遂に2023年度の受賞車が決定した。La routeでは昨年同様、このアワードイベントに参加した自転車ジャーナリストの吉本 司とLa route編集長の安井行生の対談で、ノミネートされた10台の印象と2023年のロードバイク界について語る。前編は、選考の難しさと、上位5台について。なぜ吉本と安井は、あのバイクに3点を投じたのか。
2023.03.20
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Canyon Endurace|CF7 “先鋭”以外の全てがある
La routeの制作メンバーが気になるor自腹で買ったアイテムをレビュー、100点満点で評価を下す連載「LR Pick up」。第8回は、ユーザー直売による高いコストパフォーマンスを武器とするキャニオンを取り上げる。安いだけでなく、価格以上の走りと端正なルックスで多くの自転車乗りに愛されているキャニオン。モデルチェンジしたばかりのエンデュランスロード、新型エンデュレースCFの完成度は?
2022.04.22
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倹約的かつ合理的な直販メーカーの執念
直販という販売方法とドイツ人ならではの質実剛健な作りで、瞬く間に世界のトップブランドへと上り詰めたドイツの自転車ブランド、キャニオン。日本でいちはやくキャニオンを手に入れ、これまで通算5台も自腹で購入するほどキャニオンに魅せられた自転車ジャーナリストの吉本 司が、自身のキャニオンへの想いとともに、新型エアロードCF SLX 8について綴る。
2021.03.01
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TREK DOMANE SLRを語り合う |エンデュランスロードのあるべき姿
La routeの安井行生と栗山晃靖が機材や自転車界隈のあれこれについて語り合う「La route Talk」。第1回目は新型のトレック・ドマーネを取り上げる。ピュアロード、エアロロード、エンデュランスロード、グラベルロード、オールロード。ロードバイクのカテゴリーが多様化し続ける一方で、それぞれの棲み分けはどんどん曖昧模糊になっている。その中でもとりわけ存在感が薄くなりつつあるのが、グラベルロード人気の煽りを食っている様相のエンデュランスロードだ。今回、第4世代となった新型ドマーネで安井と栗山が約70kmのライドを敢行し、その印象とエンデュランスロードの存在意義をあらためて語ることにした。街中、グラベル、峠を走った先に見えた、エンデュランスロードの行く末とは。
2022.12.19
interview
KHODAABLOOM STRAUSS PRO RACE2試乗記・開発者インタビュー|ゴールまで、残り42km
ここ数年はずいぶんと積極的に動いているホダカのオリジナルブランド、コーダーブルーム。今春、La routeがホダカのキーマン2人にインタビューを行って記事化した際には、「日本ブランドとして海外ブランドにも負けない価格帯にチャレンジしていく」「目標は彼らと同レベルの戦いに踏み込んでいくこと」という発言が飛び出した。インタビューから数カ月、その“チャレンジ”、“目標”が具現化したようなニューモデル、ストラウス プロ レース2が発表された。果たしてその実力は如何に。試乗&開発者インタビューを通して、コーダ―ブルームの真価に迫る。
2023.10.09
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日本バイシクル・オブ・ザ・イヤー2023参戦記|ロードバイクよ、どこへ行く(後編)
「今年を代表する1台」を選出する日本バイシクル・オブ・ザ・イヤー。8名の選考委員によって選ばれた10ベストバイクを同条件で乗り比べる最終選考会を経て、遂に2023年度の受賞車が決定した。La routeでは昨年同様、このアワードイベントに参加した自転車ジャーナリストの吉本 司とLa route編集長の安井行生の対談で、ノミネートされた10台の印象と2023年のロードバイク界について語る。後編は、吉本も安井も点を投じなかった下位5台について。点を投じなかったからこそ、言いたいことがたくさんあった。
2023.03.20
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CERVELO SOLOIST試乗記|人々のための自転車へ
S5を発表したばかりのサーヴェロが、返す刀で伝統のネーミングを復活させた。かつて強豪選手が乗りレース界で暴れまくった名車であり、現代のエアロロードの始祖とも言えるソロイストである。ただし、当時のソロイストの精神をより濃く受け継ぐのはS5だ。空力を追求し、グランツールで華々しい勝利を挙げるS5こそ、ソロイストの皇位継承者に相応しい。では、新型ソロイストとは一体なんなのか。名ばかりの復活なのか、それとも――。安井行生がS5、R5、カレドニアと比較試乗し、新型ソロイストの存在意義を考える。
2022.12.26