ラファ・ジェントルマンズレース京都が遺したもの 10年後の紳士たち 2023年5月、「非公式」を謳いながらブランド名を冠した不思議なライドイベントが、京都で行われた。「ラファ・ジェントルマンズレース京都2023トレース “アンオフィシャル”」というそれは、10年前に同地で行われたイベントを有志たちがオマージュし再構成したものだ。当時はラファの社員として運営に携わり、今回はひとりのライダー(そしてフリーランスライター)としてこのライドを走った小俣雄風太が、この10年でロードサイクリングにもたらされた変化と、今回のイベントの意義について考える。 2023.05.29 #Rapha#小俣雄風太
La route栗山の環島ツアー参加レポート 夢の付き人 サイクリストなら、環島(ホァンダオ)という言葉を一度は耳にしたことがあるのではないだろうか。環島とは徒歩含む何らかの移動手段で台湾を一周することだが、サイクリストにとってのそれは、自転車での台湾一周を意味する。3月上旬。プロデューサーの栗山晃靖が、ふとしたきっかけで環島自転車ツアーに参加することになった。1日100kmを9日間連続で走るライドは彼にとって未知の領域。そもそもなぜ台湾を自転車で一周することになったのだろうか。果たして無事完走することはできるのだろうか。環島自転車ツアーに参加した栗山の9日に渡るレポートをお届けする。 2023.05.15 #GIANT#栗山晃靖
フラットペダルでいく紀伊半島自転車旅 日常と非日常の境界線 サイクリストが100人いれば、100通りの自転車旅がある。今回、自転車ジャーナリストの小俣雄風太が旅したのは、昨今自転車ツーリズムに注力している和歌山県の紀伊半島。旅の相棒に選んだのは、キャリアとフラットペダルを組み付けたクロモリフレームのdoppoだ。レース解説者であり自身もロードバイクでスピードに興じることが好きだという彼が、紀伊半島で見て、感じ、そこで得た気付きとはどんなものだったのだろうか。 2023.05.03 #doppo#小俣雄風太