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川口真平のセンチメンタルジャーニー(Vol.2)|過酷すぎるヒマラヤの洗礼
ブルーラグでバイクをオーダーするや、いきなり東京〜富士山ライドを敢行したり、ラファジェントルマンレースに嬉々として参加したり。あっという間に自転車沼にハマった生粋の自転車遊び人、川口真平。傷心を抱えたままヒマラヤ山脈を目指す彼のネパール旅は、Vol.2で佳境を迎える。前回、首都カトマンドゥで謎のガイド“ニッキー”と出会ったことをきっかけに、旅の行程が決定。ノープランを脱して本格的な旅がスタートした。ポカラの村でストリート卓球に興じ、地元の理髪店で散髪もし、自走でヒマラヤへ向かう準備は万端。しかしそんなに真平さんに襲いかかったのが高山病の恐怖。Vol.2では、決死の思いで聖地ムクティナートを目指した3日目、復路に入りキャラの濃い地元民たちとふれあった4日目の模様をどうぞ。
2022.11.29
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川口真平のセンチメンタルジャーニー(Vol.1)|僕がヒマラヤへ向かった理由
突如「メキシコを自転車で旅したい!」と思い立ち、ブルーラグでバイクをオーダーしたことをきっかけに、いきなり東京〜富士山ライドを敢行したり、過酷なことで知られるラファジェントルマンレースに嬉々として参加したり。あっという間に自転車沼にハマった生粋の自転車遊び人、川口真平。ただ2017年冬のツーリングだけは、彼を人生のどん底に突き落とした「傷心」がきっかけだった。マウンテンバイクをかつぎ、救いを求めるように向かった先はヒマラヤ山脈。そんな行き当たりばったりで過酷な9日間の自転車旅を、彼がスマホで記録した写真の数々と日記で振り返っていく。渡航のハードルは緩和されてきたものの、気軽に海外ライドとは行きにくいこのご時世。彼のマイペースかつリアルな言葉を通じて、異国の旅を追体験してもらえれば幸いだ。第1回はこの旅のきっかけとなるプロローグと、ヒマラヤ入山に備えるネパールでの最初の2日間の模様をお届けする。
2022.11.28
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乗鞍を再発見する私的自転車小旅行|冷泉小屋での白昼夢
岐阜県と長野県の県境にある乗鞍。登山、スキー、温泉などの山岳観光地として知られるが、自転車乗りにとっては「ヒルクライムの聖地」である。1986年からはヒルクライム大会が開催され、多くのクライマーが頂上に向けてペダルを踏む。そんな乗鞍の中腹にぽつんと建っている古ぼけた山小屋、冷泉小屋。16年間閉鎖されていたが、今年リニューアルし営業を再開した。かつてはタイムを縮めるために毎年通っていた安井行生が、数年ぶりに乗鞍を訪れ、冷泉小屋に宿泊。かつての安井にとっては“力試しの場”でしかなかった乗鞍は、今、彼に何を語るのか。
2022.10.03
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“激坂さん”の日本縦断ブルべ参戦記(Vol.1)|ランドヌールは北を目指す
日本最南端の佐多岬から、最北端の宗谷岬まで。総距離2,700km、獲得標高約23,000mを一気に走り切る日本縦断ブルべ。それに人生をかけて挑戦した一人の男がいた。とあるイベントでパールイズミの激坂ジャージを着ていたがために“激坂さん”と呼ばれることになった、一人息子と妻と自転車と山を愛するその男は、なぜこのウルトラブルべを走ろうと思ったのか。国内最速でも、ギネス挑戦でもない、普通の自転車乗りによる日本縦断ブルべ参戦記。Vol.1は、参戦を決めた理由と、本番までの苦悩と苦労を綴る。直前になって頻発するトラブル。激坂さん、身を挺してまでネタを作らなくてもよかったんですが……。
2022.08.01
touring
男ふたり、西伊豆へ(安井行生編)
年齢も、生まれた場所も、自転車との付き合いかたも、文章のテイストも異なる、安井行生と小俣雄風太。ほぼ赤の他人と言ってもいい彼らの共通言語は「自転車が好き」、ただそれだけだ。彼らが向かった先は、西伊豆。小俣と安井がそれぞれの視点で、それぞれが感じたことをお届けする、極私的なふたりぼっちのツーリング記。
2021.05.10
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男ふたり、西伊豆へ(小俣雄風太編)
年齢も、生まれた場所も、自転車との付き合いかたも文章のテイストも異なる、安井行生と小俣雄風太。ほぼ赤の他人と言ってもいい彼らの共通言語は「自転車が好き」、ただそれだけだ。彼らが向かった先は、西伊豆。小俣と安井がそれぞれの視点で、それぞれが感じたことをお届けする、極私的なふたりぼっちのツーリング記。
2021.05.10
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「東京⇔大阪キャノンボール研究」管理人 baruさんに聞く|24時間で駆け抜ける、東京〜大阪520km
東京から大阪、その距離およそ520km。通常なら3〜4日かけてのぞむようなロングライドだ。しかし自らに24時間というタイムリミットを課し、出発日時をネット上で宣言した瞬間、520kmの移動は“ツーリング”から“キャノンボール”へと意味を変質させる。多くのサイクリストにとって未知の領域であるこのキャノンボールについて、ウェブサイト「東京⇔大阪キャノンボール研究」の管理人にして、過去に2度のキャノンボール成功を達成している「baru(ばる)」さんにインタビュー。サイクリストを惹きつけるキャノンボールの魅力から、明快な論理で導き出される攻略法に至るまで、じっくり教えてもらった。
2022.01.31