クリンチャー復権の後押しとなるか?

ロードバイクの市場全体を見渡すなら、タイヤの主流は依然としてクリンチャーである。某世界的タイヤメーカーによるデータでは、チューブレス系タイヤのユーザーは数%に過ぎないという。しかし、コアなロード乗りの間でチューブレスが浸透してきているのは事実であり、ホイールメーカーが発表する新作の多くがチューブレス対応になっている。

だが、ここにきてクリンチャー復権の動きが見え始めた。まず、各メーカーがヘタなチューブレス系タイヤよりよく走るクリンチャーを出したこと(ミシュラン・パワーロード、パナレーサー・レースC、ヴィットリア・コルサクリンチャーなど)。

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