「でも、ドグマF12のX-ライトよりは安くなってるんですよ」
「あ、確かに」
なんて会話を交わしていたのは、ピナレロの展示会。
ドグマがフルモデルチェンジをしたからには行かねばなるまい、とLa routeも参加してきました。

ハンドル・シートポストでの軽量化や、空力性能の向上や、リムブレーキを用意してくれたことよりも、税込み93万5000円という衝撃的なフレーム価格で話題のドグマFですが、ドグマF12のX-ライトは税抜き・・・でフレーム93万円でした。

ドグマFは、従来Fジェネレーションのドグマのように、ノーマルモデルと軽量なX-ライトという作り分けをやめました。担当者曰く「ドグマFはX-ライトクオリティで作ったモデルです」とのこと。ということは、比較すべきはドグマF12のX-ライト? となれば、実はドグマFはF12に比べて9万円も値下げをしてるのかも(笑)。

近々La routeで、そんなドグマFの試乗記を書きたいと思っています。可能ならば、ドグマF12との比較をしながら。
2002年、マグネシウムドグマのデビューからもうすぐ20年。
思えば遠くへ来てしまったものです。

(安井行生)