自転車を始めて2年そこそこながら、相当な実力を持っている自転車仲間がいます。
乗り始めて1年のときに、ピナレロからなんとウィリエールのゼロSLRに乗り換え。クリスキングのハブで手組のカーボンホイールを設え、ローターにはDTスイスを使うなど、自転車歴2年とは思えないほどマニアックなバイクでガンガン走ってる人。

ちょくちょく一緒に走りに行ってたんですが、彼の海外赴任が決まってしまいました。出発はもうすぐ。「最後にどっか走りに行きましょう」ということになり、まだ自転車で十国峠に行ったことがないというので、「発つ前にぜひ熱海箱根峠線から富士山を見てください」と、春の陽気の休日に2人で走りに行ってきました。

小田原を拠点にして、熱海まで南下。コンビニで2人してパスタをわしわしとかき込み、熱海峠、十国峠、湯河原峠、箱根峠と尾根沿いのスカイラインを楽しみます。

それだけでは食い足りないので、芦ノ湖まで下り、仙石原の脇を抜け、長尾峠へ。一度御殿場方面へ下り、最後は乙女峠で締め。国道1号を小田原まで下って終了です。
ちょうど100kmで獲得標高1800~1900mという峠三昧な一日でした。安井はといえば、体が完調ではく、しかも花粉で鼻をやられていたのですが、強脚氏を引き連れているのでペースを緩められず、久々に出し切りました。

彼の出国ですが、こんな状況なので一カ月ほど遅れることになったそう。今回は最後の乙女峠でハムが攣りかけるなど情けない走りを見せてしまったので、出国前にもう一回リベンジですかね。

(安井行生)