日本バイシクル・オブ・ザ・イヤー2023について
La routeが2020年から参加している日本バイシクル・オブ・ザ・イヤー(BOTY)ですが、今年も参加することになりました。
改めて説明すると、日本バイシクル・オブ・ザ・イヤー(BOTY)はその年を代表するモデルを選ぶというアワードイベントで、今年で6回目。過去の受賞バイクを振り返ると、第1回となる2018年はジャイアントの初代プロペル。2019年はかの名車スペシャライズド・ヴェンジ。2020年は新世代万能ロード、キャノンデール・スーパーシックスエボ。2021年はロードバイク界に衝撃を与えたスペシャライズド・エートスで、昨年はアンカーのRP9でした。
選考基準などはここやここで書いたものと基本的には変わりはありませんが、ノミネートバイクの決定に関しては昨年と方法が変わりました。昨年までは選考委員の投票によって決められていたのですが、今年は試乗車の有無などを考慮しなければならないケースが多かったため、ミーティングで話し合い、意見が分かれたバイクについては多数決によって決定されました。今年も選考対象は純粋なロードバイクのみですが、来年からはグラベルロードも含める方向で動いています。
さて、今年のノミネートバイクが発表されたのでお伝えします。以下の10台です。
注目のバイクを複数台発表したサーヴェロとトレックからは2台がノミネートされました。ジャイアント・プロペルは「選考委員に最適なフレームサイズの試乗車の手配が難しく、万全の体制で臨めない」との理由で辞退。また、ビアンキの新型オルトレも試乗車が間に合わず不参加となっています。
なお、昨年11月にバイシクルクラブでBOTY2023の10ベストバイクが発表されましたが、このときは投票は行われておらず、ノミネート基準が曖昧だったため、審査委員による選考を改めて実施したうえで上記10台となっています。
選考委員は以下の8名。
・山口博久/バイシクルクラブ編集長
・管 洋介/自転車ジャーナリスト
・橋本謙司/自転車ジャーナリスト
・浅野真則/自転車ジャーナリスト
・難波賢二/自転車ジャーナリスト
・田村明寛/フレイムディレクター
・吉本 司/自転車ジャーナリスト
・安井行生/La route編集長
(敬称略)
今後、某所で試乗選考会を行い、選考委員の採点をもとに、3月20日に受賞車が発表されます。すでにLa routeの試乗記で乗っているモデルも多いですが、同条件で10台を比較すると、また見えてくるものがあります。
La routeでは、10ベストバイクの評価、各バイクの点数配分とその理由、2023モデルの傾向、選考会の様子などを含めた記事を3月20日に公開します。お楽しみに。
(安井)
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