ホイール界の新たな闇(?)
先日公開したのは、「東京~大阪キャノンボール研究」の管理人であるbaruさんとのアルテグラホイール試乗記事。
試乗を終えたあと、しばらくしてbaruさんからメールが来ました。そこには、「あの乗り味が忘れられずに、買ってしまいました」の言葉とともに、アルテホイールの写真が添付されていました。「ブルべ使用を考えて、前36/後50にしました」とのこと。
試乗をお願いした身としては、「へへ、してやったり」という感じ(笑)。自分も、試乗して感動して思わずオーダーを入れてしまった機材はたくさんありますから(ルック・585とかBMC・SLR01とかシャマルとかレーシングゼロナイトとかライトウェイトとかボーラとかハイペロンとかコリマMCCとかマヴィックのアルティメ以下略)。
機材を買われたらすぐに自身のブログにレビューを書かれるbaruさんですが、「ファーストインプレッション記事を出すのはLa routeの記事公開後にします」と言ってくださいました。お気遣いありがとうございます。
しかし話はそこでは終わりませんでした。
baruさんのブログを読んでもらえれば分かるんですが、簡単に説明すると、
・乗り味が試乗時と違う
・ショップでスポークテンションをチェックしてもらうと、リヤホイールのテンションがシマノが公表している適正範囲のほぼ下限だった
・テンションを上げてもらうと、試乗時の感覚に戻った
ということです。
「試乗時と印象が違うなぁ」で終わらずに、ショップに持ち込んでテンションをチェックしてもらうところはさすがです。このbaruさんの一連の試行錯誤は、個人的にも非常に興味深い出来事であり、貴重な知見の一つとなりました。baruさん、ありがとうございます。
僕らは試乗用として供されたホイールのテンション計測まではしてきませんでした。「テンションで乗り味変わるよな」という懸念を頭の片隅に置きつつ、そのまま乗っていたわけですが、シマノに限らず市場に出回るホイールのテンション管理ってどうなってるのか、気になってきました。これはホイール界の新たな闇なのか、そこに切り込むべきなのか……。
(安井)
archives
- 2024年10月
- 2024年6月
- 2024年5月
- 2024年4月
- 2024年3月
- 2024年2月
- 2024年1月
- 2023年12月
- 2023年11月
- 2023年10月
- 2023年9月
- 2023年8月
- 2023年7月
- 2023年6月
- 2023年5月
- 2023年4月
- 2023年3月
- 2023年2月
- 2023年1月
- 2022年12月
- 2022年11月
- 2022年10月
- 2022年9月
- 2022年8月
- 2022年7月
- 2022年6月
- 2022年5月
- 2022年4月
- 2022年3月
- 2022年2月
- 2022年1月
- 2021年12月
- 2021年11月
- 2021年10月
- 2021年9月
- 2021年8月
- 2021年7月
- 2021年6月
- 2021年5月
- 2021年4月
- 2021年3月
- 2021年2月
- 2021年1月
- 2020年12月
- 2020年11月
- 2020年10月
- 2020年9月
- 2020年8月
- 2020年7月
- 2020年6月
- 2020年5月
- 2020年4月